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正岡貞雄のブログ一覧

2016年03月01日 イイね!

『ベストモータリング』筑波で復活!?

『ベストモータリング』筑波で復活!?〜ガンさんのLEONレーシングスーツ姿にうっとり〜

 遠慮することはなかった。こちらがチョロッと「何シテル?」で匂わせていた「筑波サーキット」での出来事を、中谷明彦君をはじめ、「コボちゃん」こと桂伸一君、ロケメンバーのカメラマンである守屋進平君が、Face Bookでガンガン、オープンにしてしまった。

 実はその時を待っていたのだ。ガンさん、中谷君と『第5回ベストモータリング同窓会』を東京で開催する件で、日程の調整をしなければならないのに、中谷君がスエーデンや北京に行ったままで、なかなか連絡がとれない。やっと帰国してくれたと思ったら、実は中国最大の自動車ネットメディアが筑波サーキットで新車テストをやることになって、当分バタバタして時間がとれそうもないという。その辺の様子を中谷君のFBメッセージが短く的確に伝えているので、参考までにコピーしてみると……。





「毎月北京で活動していた中国最大の自動車ネットメディア・易車網が筑波サーキットに来襲! シビックタイプRとルノー・メガーヌ・トロフィーRSなど注目の車種7台でタイムアタックしました! アタッカーは僕とガンさん、コボちゃん。カートップ誌とのコラボ企画として両メディアでレポートします!」

 ドライバーにガンさんとコボちゃんにお願いし、こちらでの具体的なフォローは『CARトップ』が引き受けてくれた、ロケの日時は2月29日、すっぽり貸し切りだという。それならば、ガンさんのOKをとって、3者会議をそこでお願いしようか、と話がまとまった。

 そんな背景があって、こちらは2月29日の夜7時過ぎに「午後から仔細あって筑波サーキットを往復。首尾は上々。後は最後の煮つめがあるだけ。去年の9月、決壊に見舞われた石毛陸橋を渡りながら、当時の惨状が幾分後を引いたままなのを知る。あの時の水没した光景で見た「豊田城」を初めて間近で眺める。なんだか淡いクレヨン画で見るようなはかなさがある」と、わかる人には「あ、そうか」と気づいてもらうメッセージを発信したわけだったが……。


*常総市石下の町から筑波サーキットで向かう石毛大橋から見た鬼怒川越しの「豊田城」。あのとき、激流が逆巻いていた。

 29日の関東地方は午後からの天候悪化が予報されていた。
 ロケの終わる頃に筑波入りする腹つもりで、正午ジャストに練馬の自宅を出たのに、午後1時15分には筑波のパッドックに通じるトンネルをくぐっていた。ピットには中国チームの大型バスが横付けされ、コースの方では間違いなく撮影隊らしいグループが右往左往しているのが、見て取れる。
 
 ゲスト用のパーキングスペースにプログレを駐(と)める。隣の富士山ナンバーの白いメルセデスは間違いなくガンさんのマイカーだ。と、近づいてくる見慣れた顔。1997年2月号から「ベストモータリング」の編集長を託した山本亨君じゃないか。そうか、彼も紆余曲折があっていまでは『CARトップ』WEBの責任者に落ち着いていたと報告を受けていたが、この中国プロジェクトの「日本ロケ」を取り仕切っていたとは、面白い巡り合わせである。



 いつもの明るく、よく透おる声。
「ガンさんたち、ドライバーズ・サロンの2階で食事中です。よかったら、お弁当もどうぞ!」
 天候が危なかったので早めにスタートしたので、すでにタイムアタック、ミニ・バトルは済ませました。あとはコメント取りをするだけです、という状況報告もテキパキと……なんだか20年前の編集長時代の気分にしてくれる。

 コントロールタワー隣の「ドライバーズ・サロン」奥の貴賓室に入ってみると、ガンさんがちょうど昼食を終えたところだった。なんと真新しい「LEON」のレーシングスーツの上にブルゾンを羽織っている。やっぱり似合うなあ。コボちゃんがそばであの少年のような笑顔でひかえている。つい先日、NEWポルシェ911カレラのプレスコンファレンスで会ったばかりだから、特別の挨拶はいらない。

 まず、こちらの要件をガンさんと打ち合わせる。日にちを確認したところで、OKと。中谷のほうは? と言いかけたところへ、中谷君が中国側の通訳を連れてきた。このあと、社長を紹介したいという。何か、わたしに話があるようだった。肝心のこちらからの打ち合わせ事項はすでに、前夜の電話で確認済みであったから問題はない。


 午後の部が始まる。色々と顔見知りが挨拶にやってきてくれる。この空気、まるでベスモのロケである。もし、バトルがあるのなら、ぜひスタートのライト ON、ゴールフィニッシュの旗振りを買って出るところだった。キビキビと流れを取り仕切っている山本君。こんな日がやってくるとは……。

 中谷君がマイクを握って、午前中にタイムアタックした2台、メガーヌとタイプRに寄り添っているガンさん、コボちゃんのインプレッションを聞き出すことから始まった午後の筑波サーキット。降り注ぐ初春の柔らかい日差し。幸い、天候は崩れないままだった。なにかが、こみ上げてくる。




*中国からの随行のカメラマン。独特のポーズに大拍手。



 ガンさんが、この筑波でなぜメガーヌの方が上をいくのか、聴いていて耳をそば立ててしまうコメントを蓮発する。コボちゃんは、そのガンさんのコメントに同意しながら、しっかり自己主張をする。そして最後に中谷君がまとめる。

 ま、この先はそれぞれのメディアが、どう料理しているのか。そちらにお任せするべきだろう。

「キャスター」の仕事が終わって、ふたたびドライバーズ・サロンの貴賓室へ。もう一つ、仕事が残っていた。われらが「ベストモータリング同窓会・編」と謳った『PORSCHE 偏愛グラフィティ』の表紙裏の見返しに、ふたりのサインを書き込んでもらわなければならない。この本の製作で裏方として協力していただいた人々への、せめてもの感謝の気持ちとして……。






*代官山蔦屋書店と同じ敷地内にあるカフェレストラン「IVY PLACE」

 そして、4月22日の夜、代官山・蔦屋書店を舞台に、トークショーとサイン会、そのあとのベスモ同窓会を開催するための最終仕上げを、これからまとめないとならない。

 さてそろそろ、と挨拶を仕掛けたところへ、今回の北京からの筑波遠征を企画した『易車網』の社長が見えて名刺交換。そうなればこの1冊をサイン入りで差し上げるのが礼儀だろう。そこからまた新しい「ドラマ」が生まれるならば、ああ、クルマ人生、たのしからずや、である。 (この項、おわる)


*帰りは一安心、「豊田城」を確認に寄り道する。
Posted at 2016/03/01 16:09:08 | コメント(10) | トラックバック(0) | ベストモータリング | 日記
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「宿敵との甲子園対決も緒戦を引き分けた2戦目。1戦目から続けて活躍が目立つのは残念ながら巨人の若手選手ばかり。先発して5回を投げた赤星、4打数4安打の3番・門脇、捕手の岸田。阿部監督になって抜擢され生き生きしている。虎は伊藤将司の粘投と森下の2点2塁打でやっと7つ目の勝星。心配だ。」
何シテル?   04/18 12:00
1959年、講談社入社。週刊現代創刊メンバーのひとり。1974年、総合誌「月刊現代」編集長就任。1977年、当時の講談社の方針によりジョイント・ベンチャー開...
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