型式:masaki-ide0721
年式:1992年 前期型
初年度登録:1992年 2月3日
2オーナー、傷・欠損・欠落・凹み多数の極上車
92年の午前4時、誇るべきゲットー・荒尾市の市民工場から
川部の家に納車されたこのマシン。
今年で20年落ちを迎え、アイドル規制の為か
住民税や所得税など税金の負担が大きくなってきた。
一人目のオーナーは10年目で乗り換え、現在のオーナーは二人目。
そのどちらも慈しむように愛してくれたが、いかんせんこれは不良品。
ドライバーのハンドル捌きを完全に無視して、気付けば脱線、
変な道ばかり走ってきたせいかボディにはキズも多い。
基本装備こそ備えているものの、今となっては欠かせない「責任感」や
「思いやり」さえ装備していないベースグレード車になります。
現在のオーナーが、後付けで「常識」を組み込みましたが、
あまり上手く作動しているとは言えません。
エンジンは07.21ℓツインターボの水平対向HEMIエンジン。
深夜に肉を給油するとツインターボの調子がいいです。
一度アクセルを踏むと、獣の咆哮の如きサウンドを纏い
周りのsuckerやwackじゃ到底追いつけないペースで駆け抜けます。
しかし、ここ1年程アイドリングしっ放しです。
アクセルを踏めばきっと感動的な加速を見せてくれるはずですが、
小道や裏道ばかりを走っているために
クリープとアイドリングを繰り返しているような状況です。
このマッスルカーは泣いています。
「これじゃ、7.2ℓの排気量がアホみたいやん」、と。
Posted at 2012/03/12 18:58:00 | |
トラックバック(0) | 日記