ちょっと余裕ができたので更新します。
寒冷地仕様車。現在は標準で寒冷地対応なメーカーもありますが、オプション設定されているケースが多いですね。北海道では有無を言わさずオプションを強制的に付けられます。
寒冷地仕様でなければ北海道の冬を越せないとうわけではありませんが、極寒の地で自動車を維持管理運転するために役立つ装備が数万~十数万(近頃は10万を超えないのかな?)で付いてきます。
画像はFDのリアウインドに貼られているステッカーですが、新しい車にはこんなステッカーは貼っていませんよね。ちなみに前車S13の「寒冷地仕様」ステッカーはもっと派手でした。
過去ブログでも触れていますが、大容量バッテリーをはじめ、ワイパーモーター、オルタネーター、ヒーター等が強化されています。どの部分を強化しているかはメーカーによって違うようですが、寒さや雪に耐える装備になっています。
たぶん昔の車だと思うのですが、気密確保の為にウェザーストリップの材質を見直したり、スポンジを追加したりもしていたようですし、-30℃の吸気温を想定しているからなのか、コンピュータセッティングも違うという話も聞きます。また、塩害対策として防錆塗装を下回りに施してあることから、寒冷地でなくとも海沿いで使われる車に寒冷地仕様のオプションを選ぶ場合もあるそうですね。
猛吹雪に会った時にマフラーが塞がり、車内に排ガスが入った際に濃度を検知し強制的にエンジンを止める機能などもそのうち付いてくるかも知れません。
その土地に合わせた仕様があるのは助かりますね。
さて、今回の話は車の事ではないのです。
TVでは寒冷地仕様を謳うエアコンのCMをよく見ます。地元の目ではとても信用できないという見方が大半なのですが、近年の高気密、高断熱住宅なら通用するのかな? -20℃対応とか聞くと北海道をなめているとしか思えません。
なんでエアコンの話をするかというと、先月、職場の空調が一新されたのです。新しいだけあって高性能です。設定した温度にキッチリとあわせてきます。しかし・・・
厳寒期の夜間は凍結防止の為、空調を最低温度にして付けっ放しにするのですが、新型の最低温度は17℃でした(旧型は15℃)。15℃(実際は10℃くらいに保たれます)は暖房とは言わないと思われるかも知れませんが、無人の夜間、凍結防止が目的であれば、10℃は丁度良いのです。誰もいないのにそんなに暖かくしてエネルギーを無駄にする必要はありませんから。
はい。前述の車の寒冷地仕様の話をしたのは比較の為です。
メーカーさん、もう少し地元の声を反映した製品を出してくれたらありがたいのですが、いかがでしょうか?
Posted at 2015/12/25 22:49:00 | |
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