ブローオフバルブ交換その２

恒例の比較。左が純正、右がコトスポーツ製。見た目はほぼ同じ。違いはI/C側のエアの流路が塞いである。途中に大気流通の穴が2個開いてる。スプリングが強い。の3点。

違いその１．純正には１つしかない大気流通路が２つ。多分リリーフ音の調整。

その２．I/c側の大気流路がふさがってます。予想でしかないけど、純正はタービン保護の為にかなり低いブースト圧(0.6Kpa)でもI/C側の流路から圧力が逃げてリリーフバルブが開く様になってるみたい。これだと、タービンは保護されるけど、レスポンスが低下する予感(-"-;)
ちなみに純正加工品のリリーフバルブの開弁圧は1.5Kpa。

プライヤーでホースバンドを拡げて、ブローオフをフェードイン

取付完了。
取り付けは逆手順。ホースバンドは別の物にしたり、ズラしたり方向変えるのはご法度。新車でホースにバンドの痕が付いてなければ大丈夫だけど。

ちなみにスプリングが硬いのはハイブーストに耐えられる様にする為だけど、殻割った形跡が無い…って事は、スプリングをコトスポーツで適正なレートの物に交換した訳じゃなくて、元々スプリングレートの高い純正ブローオフに穴埋めと穴開けの加工してるだけ?と予想
スプリングレートを上げすぎると、バキューム時のリリーフバルブの動きが悪くなるから、純正加工がコストパフォーマンス的にも良いのかも。最適なレートを探すとなると、この値段じゃ売れんわな。

純正にイモネジかなんかでI/C側を穴埋めすれば似たような効果は出そうだけど、スプリングレートの低い物(純正でも販売時期や車種によってスプリングレートに差がある)でやると、多分ハイブースト時にブローオフが耐えられず、最悪タービンブローするかも?

最後にエンジン掛けて、各部の漏れ点検。石鹸水を掛ける方法があるけど、こういう方法もありますｗ吸ってたたばこを近づけて漏れ確認ｗ
あまりオヌヌメ出来ませんが(^_^;)