GS YUASA , エコ.アール レボルーション Q-85 / 95D23L(寒冷地仕様車)
題材はたくさんあるものの、このところ多忙すぎて何ヶ月も更新が止まったままの当サイトなのですが、急に寒くなってきて、しかもバッテリーが怪しくなってきたので、あげてしまう前に新品交換することにしました。
今回チョイスしたのはやはり耐久性と信頼性に勝る、GSユアサのエコ.アール レボルーション Q-85 / 95D23L のバッテリーです。
当プレミオは寒冷地仕様車なので、ディーゼル乗用車クラスのD23サイズの大きなバッテリーが付いておりますが、寒冷地仕様でないプレミオ・アリオンはもっと小さなバッテリーなのでご注意ください(46B24L,アイスト車はQ55)。でも調べてみるとオルタネータ自体は通常仕様車と寒冷地仕様車で差異は無いようですが、排気量による差があるようです(2016年以降の最終型のオルタネータは下記品番)。
2ZR-FAE(1800cc)
3ZR-FAE(2000cc) 27060-37160 12V-100A
1NZ-FE(1500cc) 27060-21180 12V-80A
時は2016年6月、現在も所有しているダイハツの軽四コンテで東北旅行中、夜半の東北道の上り花輪SA内(秋田県鹿角市)で突如パナソニックのカオスバッテリーが予兆もなく仮死状態に(下の関連する記事参照)。付属のライフウィンクなど全く役立たずで、なにせSAとは名ばかりのクマが出てきそうな山深いところなので、他の車も無く仕方なく生まれて初めてJAFを呼びました。
高速道路のパーキング内だったので約30分ほどでやってきてジャンプスターターで始動。その後はエンジンを切らずに仙台まで走りました。
そして出先のカー用品店で、高いのは承知でバッテリーを交換することに。
ネットで人気の青いバッテリーは耐久性に乏しいことが分かったので、GSユアサのエコライフを選択。このエコライフは4年半11万km使った時点で、熱によるものと思われるが、-端子横のプラ部分がひび割れてしまい、中のガスが噴き出すようになったので(下写真2)、まだ使えたのだが2020年の12月に泣く泣く処分し、モデルチェンジしていた新品のエコアール レボルーション 55B20L / M-42に交換。
その後プレミオが我が家にやってきてから、駐車場の関係であまりコンテに乗らなくなったのだが(30万kmちょいでエンジンを丸ごと自力交換したので捨てられません)、たまに補充電してやるものの、すでに2年経過している軽四のエコアールバッテリーは常に良好な状態なので、プレミオにもこのECO.R Revolution をチョイスすることに。
真冬の北海道内の旅行中にバッテリーを上げてしまうと生死にもかかわるし、ジャンプスターターは特に夏場に高温になる車内に放置しておくのは怖いので、一時は導入も考えたものの見送りました。発火事故もたまにあるようですし。
ということで充電制御車(プレミオの2.0L車と1.8L車)、アイドリングストップ車(プレミオの1.5L車)のどちらにも対応している、万能バッテリーのエコアールですが、今のところ通勤に使っているだけですが、車内に設置してあるアナログ電圧計を見ていると、かなり充電制御されているものの、バッテリーの状態は良いようです。
唯一の欠点が商品戦略のせいなのか、青いバッテリーに対抗してなのか、ワイン色の外装ケースではバッテリー液量の確認もままならず(真上から見る充電量&液量チェッカーは付いているが)、パナソニックもGSユアサもはだはだ疑問に思えます。さすがに新車装着バッテリーは乳白色のままですね。
以前買っていた突出液栓を新エコアールに移設して使っていますが、業務用にはこれが普通に付いているのに、一般車向けでは現在廃番になったのも残念に思えます。液量確認にはコインドライバーか10円玉が必須です。かなり面倒です。
【 ご 注 意 】
バッテリーメーカーのカタログにも表記されていますが、当方の車はアイドリングストップ機構が無いからと、一般車用のバッテリーを試しに装着してみましたが、やはり充電制御車に安い一般用のバッテリーは使えないようです。すぐに比重が落ちてきて充電不足になるようです。真冬の寒冷地に行くとエンジンの始動もあぶないかもしれません。
やはり充電制御車には充電受け入れ性が高いバッテリーを使わざろうえないです。昔のようにオルタネーターが発電し放題なら安価なバッテリーでも、しかも何年も持つのに、少々燃費が向上しても高価なバッテリー購入費用分をペイできるとは思えません。
後日、この件についていろいろ調べてみると、プレミオでは(他のトヨタ車? ダイハツ車? もか)、-端子部分にある電流センサーのソケットを抜いておくと充電制御しない、との情報を得て、充電不足気味の時には抜いております。確かに電圧計を見てみると常時充電状態にはなっていますね。
充電制御の動作については、プレミオの新型車解説書に詳しく書かれていましたが、ここに記載すると膨大な記事になるので省略します。
ちなみにこのGSユアサで最高性能のエコアールの23Dサイズならネットでも2万円弱、量販店なら4万円ほどもしてますね。リヤーのLED尾灯・ブレーキ灯もLEDが1粒でも不点灯なら車検に通らないし、安請け合いの設計によるLED式尾灯・ブレーキ灯の直接灯を目に浴びると、後続車の運転手は目が非常に疲れます。
フロントのLEDヘッドライトの1ユニットがおよそ10万円もするというのも、事故や故障のことを考えると、燃費性能のカタログ表記を優先させた自動車メーカーのエゴでしょうね。消費者に全く優しくありません。本来ならLED化などはメーカーオプション扱いにするべきところです。
ちなみにこんなサイトがありました。
→ https://dev-f.com/post-2452/
製造メーカーにとって都合が悪いのか、
確かに日本のバッテリーメーカーはCCA表示をほぼしてませんね。
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新車装着バッテリー、パナソニック55D23Lです。CCA値355A、2019年4月12日製でした。
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軽四コンテで4年半11万kmでも健在なるも、熱?によるひび割れでガスが噴き出したので泣く泣く処分。
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青いバッテリーと違い超耐久性を誇るエコアールを今回もチョイス。23Dなのでネットでも2万円弱します。
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送られてきたのは生まれたてホヤホヤの2022年11月10日製造のもの。誕生日から1ヶ月ほどでした。
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前作のエコアールロングライフから、アイドリングストップ車と充電制御車とも使えるバッテリーでした。
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生まれてからまだ間もないので、温度が低いことを考慮しても比重は1.3近くあります。
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でも念のため補充電をしてから装着することに。過去にGSユアサが出していたGZC-8充電器で充電。
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無風でお天気も良い日だったので当然野外で補充電。乗用車にしては大きなバッテリーなので時間を要します。
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補充電が終わるとすでに夜となってましたが、古いバッテリーを取り外したところ。
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上のプラ製の黒い皿の下には頑丈なバッテリー受け台がありますが、昨年すでに腐食防止処置をしていました。
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このステンコーティングはすでに1年以上前にしたのですが、腐食しないようにしっかりと塗っています。
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初回車検の時に車屋がクランプのねじ山を少し潰していたので、バッテリー交換に合わせて差し換えます。
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新品のクランプ(74451-58011)と、ナット(90179-06146)で、バッテリーを固定。
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バッテリーの固定が完了すると、すでに真ちゅう磨きで清掃済みの端子のうち+端子を先に接続します。
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+端子の赤カバーをかけてから、-端子を締結すると作業は完了。この写真は後日の昼間撮影したものです。
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