ダイハツ(純正)　 ファンベルト 90048-31063 / クーラーVベルト 90048-31083  

　
先日、丸７年でほぼ２２万ｋｍにて車検整備をいたしましたが、今回の車検に合わせた整備はいつもと嗜好を変えまして、希望あと６年は乗れるようにと、いつもとは違う所の部品交換をいたしました。それをこれから順番にご紹介していきたいと思います。



まずはいつも車検毎に交換している部品からいきますが、すでにラジエターキャップ・ウォータポンプ・サーモスタット・点火プラグは過去に取り上げましたので、今回は省略いたします。

ただ今回の車検では、丸２年で５５０００ｋｍの走行ということで、前回５年目の車検時の走行距離７７０００ｋｍと比べると、２００００ｋｍも走行距離が少なくなっていたので、当初ウォーターポンプとサーモスタットは交換しないつもりでしたが、ポンプのシール部からＬＬＣがわずかに漏れている跡があるということで、急遽新品交換することに。

真冬の東北旅行とかではあまりに寒すぎるためエコに反しますが、やはり暖を取るためにエンジンを稼働させているので、そのせいで走行距離に似合わないような劣化が進むようです。



そしてその第一弾としまして、エンジン駆動の基本ともいうべきファンベルトとクーラーベルトを取り上げます。走行距離が多いということで、丸２年ごとに取り替えているベルト２種類ですが、取り外したベルトを見ますとやはり小さなひび割れが生じています。

現在ラジエターフィンの奥にあるラジエターファン自体はすでに電動モーターによる駆動となっているので、正確にはラジエターファンベルトとは言えませんが、もう通称で通っているのでこう表記します。



クーラーベルトは文字通り、エアコンのコンプレッサーを駆動するためのベルトで、こちらは電動式でなく動力切断のためのクラッチはありますが、今もエンジンの動力を使ってのコンプレッサー駆動となっております。

社外品のベルトを使えばかなり安いですが、社外品の格安ベルトはよく鳴くそうですし、純正品でも無茶に高くはないので、信頼性に勝る純正品使用です。すぐに伸びるようなベルトだと発電機やウォーターポンプのプーリー部が滑って充電不足になったり、オーバーヒート気味になったりするので、こんな単純な部品でも決して侮れません。

またこのベルト類、もし出先で切れればウォーターポンプが駆動できず即運転不能になりますが、幸い我が車の場合は走行距離が過多なるも、車検毎交換してきたせいか今までに切れたことは一度もありません。まあ遠出が多いので予備ベルトを持参しておいたほうが安心ではありますが。


あと部品番号から、恐らくトヨタ車でも同じものが使われているらしい？ です。