かつてはロードスター2台、ランエボと走りのクルマを乗り継いだ友人は、数年前にクルマを手放したのちクルマなし生活に入っていた。クルマ業界の人間なのに、、、。
そんな友人からメールが。「とうとうクルマを買ったからドライブ行くぞ!」
敢えて車種は聞かずに当日のお楽しみに。(確か昔もそんなことやってた。)
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真夏日が続く8月のとある週末。待ち合わせ場所にいたそのクルマは、、、
こ~来ましたか!
イタフラ系にはあまり食指の動かない友人。独車というのは想像していたが、Audi TTあたりと踏んでいた。なるほどぉ、オトナじゃないですか!

って、実は私、BMWよく知らないんです。(^^) 先代530iMスポーツパッケージとのこと。最初Mって聞いてM3とかM5を想像して話が咬み合わなかった、、(^^;
(隣はなぜか前のPAでも見かけた懐かしのユーノスプレッソ!)
さてアラフォー野郎3人を乗せた530は、東北道〜日光宇都宮道路経由で日光市内へ。

竜頭の滝。小学校の林間学校以来だなぁ。

昼飯は金谷ホテルの下のコーヒーハウスでカレー。

戻ってきたら車内に!(ヤラセではありません(^^))
金精峠を抜けて群馬県側へ。日本ロマンチック街道。何年ぶりかなぁ?

登って下って、湖が見えたら、細い道で湖岸へ、、、。「丸沼」ですね。

われわれ一行ではありません。(笑)

さてこの辺でインプレを。
まず驚いたのが、iドライブ。ATセレクタ手前のジョグダイヤル(写ってません)で操作するんですが、これ、メニュー構成によってダイヤルの動きが変わるんです。右に回していてメニュー後端まで来るとそれ以上回らなくなる。ダイヤル自体を上下左右にスライドするのも、メニューによって動かせる方向が変わる。人間の操作の入力に対するフィードバックを内部のアクチュエータやら何やらで制御しているようです。
後日ちょっと調べると、これはアルプス電気製の「ハプティックコマンダ」というものらしい。回転時のクリック感も前後左右のスライドも全て、内部のアクチュエータで作り出された触感のようですね。
助手席に乗っていると「極めて快適なツーリングカー」
後席に移ると、「ん? ちょっと足固すぎじゃない??」
で、運転席でハンドル握ると、「おお、こりゃ楽チンで楽しい!」
不思議と各シートで印象が大分違うのは気のせい? 車速によってハンドルの舵角と実際の舵角が可変となるアクティブステアリングは慣れないとちょっと気持ち悪かったけれども、操作系すべてが自然かつ精緻な印象。ひっかかりとかあやふやなところが一切ない。初めて運転したクルマなのに、意のままに操れる! これは楽チンで全く疲れないクルマだ。
高速道路に入るとその印象は更に強くなり、これならいくらでも遠くへ行けそう。でも気がつくと捕まる速度になってしまうので、ご注意。(^^)
3Lの直6NAというのは、今時の「エコ」からはちょっと外れる。しかしそれゆえに、低速から高速までアクセル開度に実に忠実に反応するところが、おそらくはこの静かで快適なクルマを運転していても「退屈ではない。むしろ楽しい。」理由の一つだろう。やっぱりBMWはドライバーズカーなのかな?
まあ敢えてケチをつける(本人了解済み(^^))なら、「華がない」ことだね。特に内装は実用一点張り。もっと遊びが欲しい!と考えるのは私が仏車系の人間だからなんでしょうけど、、(^^;
外装は歴代BMWとしてはちょっと飛ばしすぎな「クリスバングルデザイン」が、人によってはツボにはまるかも。私もだんだん「アリ」なデザインに見えてきた。(^^)
とまぁ、まずはクルマ復活おめでとうな8月の週末でした。
Posted at 2012/08/17 00:35:57 | |
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