
(石神井公園 三宝寺池)
9月に入って早々に東京、埼玉では数週間ぶりの雨、そして真夏日回避、、。がしかし、まだまだ暑さはしばらくは続くはず。
そんな中、今年の夏休みの自由研究の課題はずばり「キャトルの車内を冷え冷えに!」。
(いや、それ無理でしょう、、(どこかからの声(^^;)))
---------------------------
・はじめに
ご存知キャトルにはもともとクーラーなんてついていない。日本国内で売られたキャトルには当時のディーラーがオプションで後付クーラーをつけていたらしい。その後付クーラーもいくつか種類があるようなのだが、代表的なのが「DIAVIA」社(イタリア)製のもの。後付にしては吹出口の配置や外見に工夫が見られ、ぱっと目悪くはない。

(向きの変えられる吹出口が真ん中に2つ、右端に1つ。その下のロータリースイッチ(左)がクーラーON/OFFと風量調整。右のダイヤルは温度調整(らしい))
だがしかし、このクーラーがそもそもちゃんと効くのか? 効けば室内は快適なのか? 色々とやっていくうちに思いもかけない??問題が次々と発覚(笑)。ところどころお笑いな部分もありますが、適当に読んでやって下さい。(^^)
・クーラーガスチャージ

まずおことわりなんですが、私のキャトルのクーラーはガスがいわゆるスローリークしています。夏前に入れたガスが秋には、、、という状態。よって根本的には漏れ箇所を特定してしかるべき対策を打つべきですが、とりあえずは夏の間はなんとかもつということで、ここは目をつぶってます。来年あたりは蛍光剤入れて様子見てみようかなぁとも、、。
今年も7月にガスチャージ。一応冷風が出るようにはなりました。一応というのは、キャトルのクーラーがそもそもカムシャフトからのエンジン出力でコンプレッサーを回している都合上、アイドリング付近ではコンプレッサーの回転が足りないようで、いまいち冷えないんです。ついでに止まっていると走行風がコンデンサーに当たらないので、さらにネガティブな要素が追加。結局、走っていれば冷風が出るが、止まると「やや冷風」程度に。しかしこればっかりは仕方のないところ。
ということで、消極的解決策として、停止中はサイドブレーキを引いて、アクセルを少し煽る。(笑) するとコンプレッサーの回転が上がって風が冷たくなる上に、オルタネータの回転も上がって、クーラー運用時の電圧低下も防げる! すばらしい! 完全にエコに反してますが、、(笑)

(微妙な冷え具合(笑) 外気温30℃以上で走行中の吹出口の温度。止まると20℃以上に、、(^^;))
・クーラー配管に断熱材
これは去年やったことですが、車内からコンプレッサーに戻ってくる低圧側配管に断熱材を巻きました。これは検索すると車種を問わずチャレンジされてる方が多いんですが、果たして効果のほどは?? 微妙?? 私のキャトルの場合、多分ほとんど影響なしっぽい、、
・カムシャフトプーリー交換
今年の5月にクラッチオーバーホールのついでにやったネガつぶしの一つ。
そもそも私のキャトルはこのプーリーが結構すり減っていて、Vベルトが完全にきちんとかからない(ベルトがプーリーの溝の底にあたっている)ような状態でした。巷のキャトルの多く(特にクーラー付き車)はここにトラブルを抱えているケースが多いようで、さらにはクーラーコンプレッサーのプーリーとのアライメントの狂い(後付故の微妙な取り回しゆえ)も加わって、ベルトが鳴く、ベルトが減る、、、ベルトがぁ!と苦労話はよく耳にします。
私も一昨年の納車後早々にベルトが盛大に鳴き出し、発電不良で翌朝始動不可というのをやっています。
というわけで、ベルト滑り根治を目的にプーリー交換を決断したわけですが、なんやらこのプーリーがもう欠品とのこと。うーん、ワンオフ製作ですか、、、。
さて、このプーリー交換は正解でした。これまでクーラーONや急加速時などに発生していたベルト鳴きが皆無に。そしてこころなしか電圧も以前より安定したような。クーラーの効きは、、、そんなに変わらないですね。(笑)
以上、ここまでは序章。次回から夏休みの工作モードに入ります。(^^)
Posted at 2012/09/02 23:59:43 | |
トラックバック(0) |
4をいじる | 日記