新年一発目の日記はもちろんキャトル、、、
、、、じゃなくって、、、
すみません、以前の愛車シトロエン・エグザンティアについてです。(^^)
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昨年11月に赤城山麓をツーリングしました。そのときのメンバーは、私が前に乗っていたシトロエン・エグザンティアつながりの方々。エグザンを降りてしまった人、乗り続けている人、さまざまですが、この日は現役エグザン乗りが3名。さらに3台とも前期型のセダン。うち2台は左ハンの珍しい色。ということで、前期型エグザンティアについてしつこく(笑)語ります。
全長4.5Mを切るボディはちょうどいいサイズ。一方で室内は天井がやや低いものの十分な広さを持ち、トランク(こう見えて実はハッチバック)も広く、非常に「使える」セダン。
後席のドアがガバっと90度くらいまで開いたり、大きいリアドア(上の写真の右に注目!とにかくドアが大きい!)の窓が全開になったりするのもグッド。
シートもなかなかのもの。特に後席はかなりイイ。座るとふかっと少し沈んでぴたっと止まる、ただ柔らかいだけじゃない、絶妙なシート。
そして何より「独特の乗り心地」。
基本的にフラット、でもちょっとゆらゆらと柔らかい。BMWやベンツが飛ばすと路面に吸い付くようになるのに対して、こちらは飛ばすと路面からほんのわずかに浮遊するような感じ? でもタイヤは確実に接地してる感は伝わってくる。ちなみに鋭い段差はちょっと苦手、、(結構ガツンと来る)
ご存知、シトロエンの伝統技術「ハイドロニューマチック」。エグザンティアの面白いところは、2種類のハイドロシステムがグレードの差で存在していたこと。
従来のほぼ機械式の構成の「ハイドロニューマチック」と、現行モデルに通ずる電子制御が加わった「ハイドラクティブ」。
どちらがいいか?はエグザンティア乗りの永遠の悩み、、、(笑)
ちなみにエグザンティアはブレーキもハイドロ。ペダルはあまり深くストロークしない。効きはかなりのもの。ゆえに峠の下りは結構速い。(笑)
こちらは97モデルのSX。サブルデテという珍しい色の左ハンドル。金色にも見えますね。通称「金エグ」(^^)。エグザンティアはつや消し黒の部分が多いんですが、この色だと非常に引き締まって見えますね。開口部の少ない純正のホイールカバーが泣かせます。この個体、オリジナルを完全に保っています。
あっさり目のフロント顔に対して、バンパー下部は後付エアロか?と一瞬思ってしまうような凝った形状をしていますね。当時としてはうまく埋め込まれたフォグランプもカッコいいです。
続いては95モデルのVSX(ハイドラクティブ)。これまた珍しいソリッドの赤のこれまた左ハンドル。VSXはサイドミラーにボディ同色のカバーがつくんですよねぇ。
VSXには標準装備だった純正の14インチアルミ(あまりアルミっぽくないデザイン、、)を履いていて、こちらもほぼオリジナル状態ですね。
そしてこちらもまた黒モール部分がボディ色に対していいアクセントになってます。
この個体、ボディはオリジナルペイントとのこと。結構前からこの個体を知っていますが、ホントきれいなんです。いつ見ても全然劣化していない、、、。
そして最後は95モデルのSX。ベールベガという濃緑の右ハンです。私が乗っていたのと年式が若干違うものの、ほぼ同じモデル、色ですね。
この色は濃青と共に恐らく一番売れた色で、エグザンと言えばあとシルバーを加えた3色だったと思うんですが、以外と残っている個体は前の2台のような希少色だったりしますね。
こちらの個体はホイールが社外品になってますね。PCD108というプジョ・シト限定の困った仕様のせいで、社外ホイールの選択肢の幅は極めて小さいです、、、。
エグザンティアのボディは、BXまでの歴代のシトロエンと比べると販売当初は「普通」「地味」なんて言われていました。ハッチバックなのにわざとノッチバック風に段差をつけたりして、普通のセダンに見せてますよね。
しかし、、、今見ると、なかなかいいデザインじゃないですか! フロントオーバーハングが長めで、ロングホイールベース、リアオーバーハングは短いという典型的シトロエンのプロポーション。
個人的に好きなのはリア部分。Cピラーまわりのまとめ方は絶妙。斜め後ろから見るとうっとりですよ。(^^)
それにしてもエグザンティア、最近めっきり数が減ってしまいました。街なかですれ違うことはほぼ皆無。まあすでに上の3台も17年、18年落ちですからね。部品がなくなったりとなかなか維持していくのも大変になりつつあるようです。
私は降りてしまったクチですが、エグザンティア、ホントいいクルマですよ。
Posted at 2013/01/13 01:26:10 | |
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