ようやく完結編です。
前回のコレ
正解はコレを型取りしたものでした。

キャトルの前ドアのガラスの前半分ですね。この部分は固定されていて、開くのは後ろ半分(1/3?)だけです。(これが窓を開けてもあまり風が入らないというキャトルの弱点ですね。)
改めてみると変な形してますよねぇ。なんでこんな形なんでしょう? 非常に微妙な曲線を描いています。
・前席ウインドウに遮熱フィルム
さてさて、前回最後に登場した最終?秘密兵器は、3Mのカーフィルム「ピュアカット89」です。これは透明なフィルムにして直射日光中の赤外線成分をカットする効果を謳っているもの。これで横からくるジリジリを減らそうという目論見です。
ドアウインドウの開く方(スライドする方)は簡単に外すことができます。
さっきの上の写真の状態からちょっと段差を乗り越えると、、、

こんな感じで、、よっと、、、(笑)
キャトルに初めて乗った人が「窓どうやって開けるの?」「下の黒いノブを引っ張って、横にずらして、、」「お〜、開いた。」の後、この状態になってプチパニック(壊したかも>_<)になるのをたまに見ます。(笑)
私、フィルムを貼るのは実はこれが初めて。キャトルは平面ガラスだし余裕と思いきや、、、結構面倒ですね。一つだけ言えるのは正確なサイズでフィルムをカットするのが一番重要ということ。あとはガラスもフィルムもびしゃびしゃに濡らすとか、、、
さて、このフィルム。効果はどうでしょう? ジリジリ感は減ったと思います。快晴時の直射日光ではジリジリ来ますが、以前よりは確実に減った印象です。
ちなみに1.1×1M買ったのですが、なんとそれで前席左右のガラスとフロントガラス分が取れてしまうんです。どんだけガラス面積狭いんだキャトル、、、。ただフロントガラスは今回見送りました。秋に車検が控えていているんで、、、(法的にはOKなはずですが、(車検場で)ごにょごにょされるケースもあるとかないとか、、、)来年は貼ってみようと思います。
・他の窓にサンシェード
後席ほかにはスモークフィルムを貼ろうと思いましたが、あまりスモークフィルムが好きではないのと貼るのが面倒というので、なぜだか手元にたくさんあったいわゆる吸盤でくっつくサンシェードを貼りました。
これって吸盤がすぐ取れちゃって嫌だったんですが、なんてことはない、一度吸盤をきれいに拭いてやれば落ちることはなくなりますね。

これも効果高かったと思います。
足元のエンジンルームからの熱、窓ガラスからの熱、これらをカットしてだいぶ車内に入ってくる熱を減らすことが出来た気がします。
キャトルの広大な鉄屋根も熱をもつのでは?と思っていたのですが、不思議と車内で天井(私のは硬いプラスチック)を触ってもあまり熱は感じないんですよね。よって屋根は未対策です。各ドアの鉄板むき出し部分も若干熱を伝えてきますが、微妙なところ。
・クーラーエバポレータ洗浄
さてここでクーラーに戻ります。
クーラーはどこまでバラせるかなぁ、、、
まずはヒーター部分のプラスチックに直接留めてある(^^)タッピングビス(Diaviaのエンブレムの上)を外して、、。

助手席前のトレイを外して、、、

汚くてスミマセン。両面テープがあちらこちらに、、、
送風管?の上下のビスを外してさらに右を見ると、、、

うーん、ドアサイドに男らしく直接穴あけてビスで留まってる、、、
これを外したら、うわ、、、なんかもう支えてるものが何もなくなった、、、

箱で支えてます。(笑)
うーむ、結局センターのヒーター部分へのビス一本と右のドアの部分との2箇所だけで固定されていたのか、、、。
さてこれでエバポレーターにご対面。正直ほこりにまみれてる状態を想像していたので見た目案外きれいなのに拍子抜け。がしかし見えないところに汚れありということで、クーラー洗浄スプレーをかけまくりました。
でもって、この効果は、、、
まずクーラーONで出てくる風量がアップしたような気が! 温度はどうかなぁ、、。同じ条件で計ることはできませんが、若干下がったかも?
・クーラーコンデンサーのフィン修整、洗浄
エンジンルームに戻りまして、クーラーコンデンサーのフィンが所々曲がっていたのをマイナスドライバーで地道に修整。さらにエバポレータ洗浄に使ったスプレーをここにもシューっと。
◎総括
さてこれで全ての対策が終了しました。
結果は、、、
外気温30℃くらいでかつ十分な車速が出ていれば、クーラーからの風がこんな温度も、、

これぐらいになると、直接腕などに風を当ててると「寒い」と感じる場面も。(^^)
アイドリング時には18〜20℃くらいになってしまいますね。
これで車内は「冷え冷え!」とは行きませんが、走っていればまあ「暑くはないかな?」ぐらいにはなったようです。節電で28℃運用のエアコンのついた部屋くらいでしょうか?(ちょっと言い過ぎ?)
行った対策の一つ一つは効果が小さかったかもしれませんが、積もり積もってトータルでは少しは効果があった模様。クーラーからの風の温度を下げるのも重要ですが、それ以上に入ってくる熱を遮断するのが効果的という結論です。フロントガラスに遮熱フィルムを貼ったらずいぶん違うのではないでしょうか?
(夏休みの自由研究おわり)
Posted at 2012/09/16 01:28:18 | |
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