豪雪の飯山から飯山線を折り返してきて、再び長野駅。そこからまたまた長野電鉄に乗って須坂へ。

須坂には車庫があり、また古い車両が放置(^^;)されてたりします。

私が子供の頃に図鑑で見た長野電鉄といえばこの車両、OSカー。

さて、ようやく今回最後の目的、屋代線です。残念ながらこの日記をアップした3月31日をもって廃止となります。(なりました。)
2両編成の列車は座席は埋まっていました。でもそのうち2〜3割は鉄ちゃん?

走りだして気づくのは、本線と比べて揺れが大きいこと。あまり路盤がよくないのか、廃止前提でメンテナンスがされていないのか、、、。まあ、いわゆるローカル線の味わいは深いわけですが、、。
先ほどまでの雪景色とはうって変わって、ここいわゆる東信濃は雪はゼロ。
そして列車は松代駅へ。
松代といえば、真田家の、、、すみません、歴史に疎いんで、、。あとは大本営跡ですかね。
色々古い建物があり、また三方を山に囲まれた不思議な雰囲気のある街ではありますが、、、
いかんせん、寒い! 雪はないけれど風が寒い。観光客はおろか、歩いている人なんかいない、、、
でも歩くんです。目的地があるんです。それは「温泉」
昨晩泊まったユースホステルで会った人たち(皆さん旅の強者(^^))が教えてくれたのが松代温泉。松代に温泉なんてあったんだぁ、、、とよくよく聞くと、私が好きな赤茶色の塩化物泉だというじゃないですか! これは行くしかないでしょう。
松代温泉で日帰りで入れるところは2つあり、1つは国民宿舎、もう1つが一陽館というちょっとワイルドなところらしい。
一陽館の紹介ページ(外部リンク) http://www.asahi-net.or.jp/~ue3t-cb/spa/kagai/kagai.htm
一陽館のほうはなんやら主人が源泉の説明やらなんやらをしてくれる(強制?)とか、サンダル履きで入り口を一旦外へ出る露天風呂は混浴だとか、なかなか面白そうなのだが、今回あまり時間がないということもあって、またの楽しみにしておこう、、ということで、国民宿舎のほうへ。

ここ、非常に綺麗な施設でした。温泉は期待通りの赤茶色で鉄臭いお湯。浴槽の縁がカルシウムの固まった鍾乳洞のような状態。これ、これだよ求めていたお湯は!
体も温まり、元きた道を戻ります。

ん? あれが例のピラミッド伝説(笑)の山か??
(ピラミッド説をご存知ない方は、「皆神山」、「ピラミッド」で検索を、、(^^))

駅前に306がいました。地元ナンバーでした。

いいねぇ、この景色にこの配線とカーブの具合、、、

きた。

さっきよりは空いてる列車に乗って、終点屋代駅へ。この旅の冒頭に戻りましたね。

あんなに鉄っちゃんであふれていたのに、、、。折り返し列車は発車時間が近くなってもガラガラ。廃止間近で昼間はたくさん人が乗っていたけど、普段はこんなもんなんでしょうね。
廃止路線特有の一抹の寂しさを感じましたね。

さらば、長野電鉄屋代線! (この日記を書いたときにはもう終電が出たあと、、)
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このあとはしなの鉄道で小諸へ行き、小諸からJRバスの新宿行に乗りました。このバス、なんと2400円! 途中で関越の渋滞にハマってそれなりの時間がかかりましたが、実に安い! 新幹線に乗らずにこちら方面に貧乏旅行するには、これがおすすめかもしれません。
そう、今回の旅ではあちこち鉄道に乗りまくってますが、こんな切符を使いました。

信州北回廊パス。北は信越線妙高高原、飯山線森宮野原、西は篠ノ井線姥捨、そして長野電鉄全線、しなの鉄道は上田まで。これで2日間有効で2500円!
長野電鉄を長野から湯田中まで往復しただけで、2260円かかるんですから、これはお得。長野電鉄だけのフリーきっぷもありますが、2260円なので、他線に少しでも乗るのならこっちがお得かと。
(下は長野電鉄の特急券)
4回(キャトル乗りだけに?)に渡る日記、読んでいただけた方はありがとうございました。
(おわり)
Posted at 2012/03/31 23:48:30 | |
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4以外でお出かけ | 日記