本日行ってきましたー、ワンデイスマイル袖森フェス!!
眠い目をこすりながら早起きして7時半に自宅を出発しました。
アクアラインを通るということで前日夜から興奮気味だったのですが、
ナビでルートを検索してみると何と国道16号を南下するという
めちゃくちゃ地味なルートが出てきてちょっとテンションが下がります(笑)。
あれなんですね、袖ヶ浦フォレストウェイって
家から結構遠いイメージが勝手にあったのですが、
意外に1時間半-2時間弱ぐらいでしかも半分は下道で行けちゃうんですね。
まずは助手席に鎮座する妻への配慮で、
家計に優しいスペシャル低燃費走行テクで国道16号-千葉北IC-姉崎袖ヶ浦IC
というルートで袖ヶ浦フォレストウェイに向かいます。
何せサーキットではアクセル踏みまくってガソリン使いますから、、
せめて行き帰りくらいは燃費を気にしないと、、、後で何を言われるか、、(笑)。
サーキット到着間際に立ち寄ったコンビニでルノ夫さんのメガーヌ3RSと遭遇して、
テンションも上がりながらのサーキット到着。
まずは受付です。
今回は「もうすぐサーキットデビューコース」にエントリーしています。
内容は、レースドライバー澤選手による走行前のミーティング、
澤選手の先導カーについていきラインをトレースする体験走行、
最後に20分のフリー走行、といったもので
まさに私のようにサーキット初心者のデビューにはぴったりです。
またヘルメットとグローブも無料でレンタル出来て助かりました。
(まだ自分の物を持っていないので、汗)
走行前の準備は、rx93hideさんに手伝って頂きました。
(本当にありがとうございます、深謝です!!)
もう何せ右も左も判らない事ばかりなので心強いサポートです。
トランクの車載工具、ナビなどクルマの中にある物を降ろします。
アクシデントがあった時に散らばる、飛んで行くようなものは
安全の観点から全て車外に出すということです。
フロアマットはアクセルやブレーキペダルに干渉してしまう可能性が
あることからこれらも車外に出します。
そしてゼッケンをドアの両サイド、タイムの計測機器を後方ナンバーに貼付けます。
ここでもrx93hideさんが用意してくださったビニールテープをお借りしました。
さらにエアゲージとトルクレンチも用意してくださり、本当に感謝です。
前と後ろのタイヤを走行前の通常時で2.3の空気圧に設定します。
またトルクレンチでホイールのナットを締めます。
全てのナットを星形の順番に1回カチっとなるまで締めます。
これで走る準備は完了です。
まず最初は澤選手の運転するバスに乗り込みコースを周回します。
これがまたバスとは思えない素晴らしい運転なんです。
全てのコーナーのライン取りが確実にレコードラインです。
またステアリングもスムーズに切るので急激なGの変化など一切無く、
ジワりとバスを横ロールさせます。
こんなに横ロールするバスに乗ったのは初めてです(笑)。
次は澤選手による走行前のミーティングです。
各コーナーのブレーキの強さ、先導走行の注意点などがレクチャーされました。
そしてついに先導走行です!!!
ヘルメットを着用しての運転なんて初めて何だか不思議な感じです。
窓も閉めているので、いろんな音が遠くに聞こえてまるで夢のようです(笑)。
コースインを隊列に並んで待つのですが、その時が一番ドキドキします。
何だかやたらノドが乾いたのを覚えています。
澤選手のロータスの先頭から、複数台のポルシェ、ルノ夫さんの
メガーヌ3RSを挟んでの5-6台目の位置でコースインです!!
まず1-2周目はゆったりしたペースでの周回です。
そこから徐々にスピードが上がって行きます。
ついていかないとラインも覚えられないので、私も前の997GT3についていきます。
徐々に結構速いペースになってきて、
かつ前のポルシェのコーナーでの旋回速度が私より速いので
頑張らないとついていけないくらいのペースになっていきます。
出口でアクセルを速めに踏むように心がけ何とかギリギリでついていきました。
正に初めてのサーキットだったのですが、こうして前のクルマをトレースする事によってコース幅を広く使う事にすぐに慣れました。
1コーナーでのブレーキングも結構ハードに踏む事が出来て
サーキット走行の最初の導入としては私にとってとても良いプログラムでした。
走る前はドキドキしましたが、走っている最中はとても楽しく
あっというまに時間が過ぎました。
そして最後のフリー走行です。20分間を20台混合で走ります。
997GT3RSだの34GT-Rだの蒼々たるクルマ達に混ざっての走りです。
これはこれで緊張しますね。
またメガーヌR26.Rのrsport240さんやメガーヌカップのカッシーさん、
ルノ夫さんのメガーヌ3RS 、yutahaさんのCilo3RSとも一緒です。
さながらプレ・ルノースポールジャンボリーといった様相です(笑)。
このあいだかき氷オフで一緒だった106ラリーのぞろさんも一緒です。
またささっきと同様にコースインまでの時間をすごくドキドキしながら待ちます(笑)。
前から5番目くらいの位置でルノ夫さんの真後ろです。
ルノ夫さん後ろでラインを学ばせてもらおう、という算段でした。
し、しかしコースインした瞬間に、ルノ夫さんは相当なペースで遥か遠く彼方へ(泣)。
前も後ろも誰もいないという一人旅が3-4周続きます。
視界に誰もいないのでラインを真似てトレースすることが出来ない状態ですが、
まず6-7割のエンジン回転数に抑え、先程の先導走行をイメージしながら
結構スムーズに走れた様な気がします。
5周目以降からは速いクルマが後ろから迫ってくるので、
完璧なクリアラップは取る事が出来ませんでした。
周回を重ねスピードを上げていくと3、4コーナーの走りが
少しずつ雑になっていくような気がします。
3コーナーの飛び込みは問題無いのですがそこから4コーナーに
Rを繋げるのがとても難しいです。
入り口でアンダーを出してクリップに付けなかったりで、
最後まで満足のいくスムーズな走りは出来ませんでした。
そしてその後の左の複合コーナー、これもまた最後まで
攻略する事は出来ませんでした。
多分この複合コーナーで、上手い人と相当のタイム差があると思います。
その後の100Rから55Rへの進入はまあそこそこの姿勢で入る事が
出来ていた気がします。
(rx93hideさん撮影、100R後55R進入前)
でも次のヘアピンがまたグダグダです(笑)。
やはり4コーナーといい、ヘアピンといいT山に無いようなRの小さい
タイトなコーナーはかなりの頻度でグダグダになりました(爆)。
逆に最終コーナーと1コーナーはまあまあ上手く走れたのでは
無いかと思います、もちろん初心者なりにですが。
特に1コーナーでは、ハードブレーキングからブレーキ残して
イン側の縁石をかすめ、アクセルオンでアウト側いっぱいまで立ち上がる、
という感じで決まるととても気持ち良いですね。

20分のフリー走行でのベストタイムは8周目の1分28秒780という
平凡な遅遅タイムでしたが、楽しく走り、自分の課題も見つかり、
クルマも壊さず、ケガも無く終える事が出来たので、
デビューとしては上出来だったのかなーと思います。
走っている時は判らなかったのですが、帰りの運転の最中に
今回の走りで浮き彫りになった課題などを整理してみました。
備忘録として記しておきます。
(もし的外れだったり、他のポイントがあればぜひアドバイス頂けると嬉しいです)
1)コーナーリング中のブレーキング、
2)低速コーナー、
3)複合コーナー
タイトな低速コーナーはターンイン時にブレーキングを残す事で
もっと曲げることが出来たと思います。
左の複合コーナーの進入はコーナーリング中のブレーキングで、
もっと速いスピードでの進入、そして余裕のあるラインを取る事が
出来るんだろうなー、と思います。
あと複合コーナーではリアタイヤのグリップに不安な感じがあって(スピンしそうで)最後まで攻めきることが出来ませんでした。
恐らくもう少し速い旋回速度で行けるんだと思います。
あとは、走り終わって、時間が経ってから上記のような
各々の走りのポイントが頭の中で整理できるのですが、
走行中のクールダウンしている最中に分析出来るような冷静さも必要ですね。
これらを走行時間の後半に試せればもう少し上手く走れたのかもしれません。
いやー、もっと上手く走れるようになりたいですね!!
またサーキットを走ってみたくなりました!!
こうやってハマっていくんですね(爆)。
今日は一緒に走って頂いた、rsport240さん、カッシーさん、ぞろさん、
ルノ夫さん、yutahaさん、vvtetuvvさん、
準備やアドバイス、後片付けなど手厚くサポート頂いたrx93hideさん、
応援に来て頂いたMAG3さん、みくしいプラネットさん、ハルさん、
ご近所の銀のClio2RSさん、お疲れさまでした。
いろいろとどうもありがとうございました。
皆様のおかげでとても充実したサーキットデビューが果たせました。感謝致します。
うちの奥さんもルノー及び仏車に乗っている人は
みんないい人ばかりだねー、などと帰りに言っていました(笑)。
あっ、あとリアタイヤにスリップサインが出ており、
次期タイヤを考える必要が出てきました。
まあまだ前は行けるんで、前が無くなったタイミングで
4本同時に行きたいと思います。
こうやってサーキットを走ったりするとハイグリップタイヤを
履きたくなってきてしまったりしますが、
ここはグッと堪え予定通りグリップの低いタイヤで修行をしたいと思います。