パンク修理（パワーバルカシールタイプ）

BALのパンク修理キット（パワーバルカシールタイプ）でパンクを治してみました。

1.パンク修理箇所をチョークかテープなどで印をしておきます。
（これは釘やネジを抜いた後で、該当場所がわからなくなるケースを防ぎます。）

以下、留意点。
(1)エアが完全に漏れている場合は、一旦タイヤ空気圧を規定の半分ぐらいまで高めておく方が作業がし易いです。
(2)バルカシール挿入時に力を掛けますので、センタースタンドやリアスタンドをして、バイクが安定する状態で整備することをお勧めします。
(3)パンク該当の方向を決め、作業を開始する時点で、ローギアかブレーキロックさせてタイヤをロックさせた方が整備し易いです。

ODO:1,726Km

2.ガッツリと木ネジが刺さっておりましたので、プラスドライバーで抜き取りました。

この時、刺さっていた角度を覚えておきます。
（写真の木ネジは垂直に刺さっていました。）

3.パンク修理キットのスクリューリーマ（キリのような道具）の先端に、付属のエコボンドを塗ります。

4.パンクの該当箇所に右回転で根本までなじ込みます。

注意点として、ネジや釘が刺さっていた角度にねじ込む必要があります。

一旦、スクリューリーマを右回転で半分まで抜き、エコボンドを再度金属部分に塗って、右回転で根本までねじ込みます。

5.しばらくスクリューリーマをねじ込んだままにしておき、次の作業に移ります。

（特に放置する時間の指定はありません。）

6.パワーバルカシールの紙を剥き取り、インサートニードルにパワーバルカシールを長さが左右均等になるように挟み込みます。

この時、エコボンドを全体にたっぷり塗ります。

7.パワーバルカシールを挟んだまま、回転させずにインサートニードルを根元まで挿し込みます。

この時も注意点として、ネジや釘が刺さっていた角度に挿す必要があります。

そして、回転させずに、インサートニードルをそのまま引き抜きます。

8.パワーバルカシールがそのまま残ります。

最後にパワーバルカシールのあまりを3mm程度の高さを残し、切取ります。

完成です。
速乾性ですので、すぐに走行出来ます。
あとは、エア調整をして、石鹸水などでエア漏れがないかチェックして終わりです。

フロント：250Kpa（冷寒時）
リア：290Kpa （冷寒時）