2012年01月11日
自分への要求水準が高いのも、彼が他人の拒否を恐れて気に入られようとしているからにすぎない。
おそらく八方美人から抑うつ的になる人は、生まれて以来一度も、ありのままの自分を受け入れられたことがなかったのではないか。
小さい頃から 悪い自分 は周囲から否認され、よい自分 だけが周囲に受け入れられてきた。小さい頃、親は一度だって、 よい自分 も 悪い自分 も同一人物であるとして、彼を受け入れたことはなかった。
周囲にとって都合のよくない 悪い自分 は常に拒否され、 彼は 悪い自分 を自分の自我から追放しようとした。
自分でも 悪い自分 を否認し、こんなのは自分ではないとして、無意識の領域へと抑圧してしまった。
その結果として、彼は 現実の自分 からまったく分離した自分を、本当の自分であると思ってきた。いや、それが自分であらねばならないとがんばってきた。
いい本に 巡り会えたようだ
なにかが かわりそうな きがする

Posted at 2012/01/11 20:58:06 | |
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2012年01月11日
低い自己評価と自分の存在とはまったく関係ない と知ること
低い自己評価の原因はいくつかあろうが、それは自分の存在とは関係ない。
自分は無価値であると感じることを強制されて育ったのである。
周囲に従順である時にのみ、その従順である自分だけを周囲は認めてくれた。しかし、従順でありさえすれば、自分でなくても誰だって認められたのだ。
がっかりされながら育ってきた人は、自分の存在そのものに自信がもてるわけがない。自分は他人の期待に応えられた時のみ、立派なのであるから。
「あなたがどんなふうになろうと、私はあなたに失望しない」

Posted at 2012/01/11 18:22:01 | |
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