凋落する日本

東京、豊洲市場の場外に

オープンした商業施設

千客万来が初の週末を迎えた

多くの外国人客らでにぎわい

1万円を超える海鮮丼も売れて

江戸の街並みを再現した目抜き通りは、人で埋め尽くされた


観光庁が発表した去年1年間の訪日外国人による

消費額は5兆円を超え、過去最高

給与がなかなか上がらない日本と比べ

アメリカでは1月の平均時給が5113円になったとの

驚きの統計が、でている


まさに、トリクルダウン効果だろう

それに、尽きる、世界的インフレ

日本だけ、落ちこぼれた

なぜか

財政支出を、しなかったからだ

アメリカは、コロナ禍で手厚く

国民に、お金をくばり

その結果、需要が活発化し

物を買い、家を建て

企業は、人や、設備投資をし

好景気循環に入り

株価や、賃金上昇によって

最終的に、大幅な賃金上昇に

この、メカニズムが

マクロ経済の、トリクルダウン効果である

アジアからの、貧乏人観光客が

6980円のマグロ丼を食べて

新鮮で、安いですと食べる中

隣のお店では、日本人が

1000円のうどんを高いと、啜る

むかしと、立場が逆転したんだな

それでもたった年間5兆円しかない

インバウンド経済効果だが

日本は、獲得に必死だ

3000円でだせる、海鮮丼やアナゴ丼を

外国人観光客には、6980だの

やれ、プレミアム丼だのと

値札を切り替え

15000円で、提供中だ

どこまで、落ちる日本経済

掛け違えた、ボタンは大きい


ススキノの悪童でした