ｽｽｷﾉの悪童のブログ一覧

六星紅旗のように、真っ赤だった暖簾が真っ白に

時の流れをかんじる


某ディーラー社員御用達の街中華

ご高齢の夫婦が、未だ現役で鍋を振る

かくいう、私も毎日お世話になった

おもひでの、お店だ


午前中から支店回り、書類、手形、新車登録

一旦、本店に戻るルーティン

ランチで、利用させて頂いた

当時、定食で400円台と記憶している

麻婆豆腐と生姜焼き定食が美味しい


色々あり、やめたが

つぎも、ディーラーだった

世界一の販売台数を誇る、あの企業だ

業界、業種も、職種も同じなのに

社風は、まったく違って

札幌本社、営業一課だったが

いつも、張り詰めた雰囲気で

ちがいに、驚いた記憶がある



ディーラーは社会の縮図だ

ショールームレディ、フロント、サービスは生産性がなく

営業が、華だ

どの会社でも、そうだ

アイスブレイク、ファシリテーションを駆使して

商品を売り込む、企業戦士なのだ


ちょうどこの頃、一番悩んだ時期だった

まだ、見ぬ世界がある

いやいや、もう見ただろう、と


転職続きで、家族に言えず

会社にいくふりをして、公園でねてて

近所の、奥さんに通報された


いまもし、ディーラー勤めを続けていて

この中華を食べていたら、どうなっていた

なんか、恐ろしい気がする


私はもう、商品は売り込まない

自分を、売り込むのだ


ススキノの悪童でした