こんにちは(^^)/
今回もしっかり『みんなで鉄道ライフ』です。
「ひだ」
この名前は遠く昭和33年「準急」として名古屋~富山間(高山本線経由)で運転を開始されたのがその始まり (なぜかその後高岡が終点になっている)
昭和30年代どのあたりだろう、準急色のキハ55「ひだ」を高岡駅で見た記憶がある(幼児期の記憶力)
昭和41年他の準急と合わせて急行に格上げ。
それまで名古屋~富山・金沢間は、準急「ひだ」と急行の「加越」、それと高山、北陸本線を環状ルートで走る準急「しろがね」、「こがね」が走っていた。
昭和43年「特急ひだ」がヨンサントオダイヤ改正で誕生する。
最初は「ひだ」が一本、急行「のりくら」は6~7本という力関係だったが、その後特急「ひだ」は本数が増えていく。
国鉄末期に富山まで来ずに飛騨古川止まりとなる時代もあったが、JR後キハ85系「ひだ」の誕生と共に急行「のりくら」や「たかやま」を吸収して現在に至る。
さて、今回乗車する大阪発~高山行「ワイドビューひだ25号」は昭和41年誕生した大阪~高山間の急行「のりくら」が「くろゆり」「たかやま」と名前を変えて引き継がれてきた、関西と飛騨地方を結ぶ唯一の直通列車である。
カミンズ社の直列6気筒・排気量 14 L の直噴式ターボディーゼル機関 NT-855系 (350 ps / 2,000 rpm)を1両に2基を搭載し、最高運転速度120㌔を誇るマッチョな車両である。
線形の関係で最高速度を発揮できるのは、東海道本線の名古屋~岐阜間と大阪~岐阜間で、線形の悪い高山本線では、それでも岐阜駅 - 下麻生駅間 110km/h、下麻生駅 - 高山駅間 100km/hで疾走するが、高山駅 - 富山駅間では 85km/hまで落ち、特にJR西日本管轄の猪谷~富山間は、保線の点からか横揺れも激しくなる。
キハ85系も車歴30年を数え、ハイブリッドディーゼル次期特急車両の新製がささやかれてきたので、今回の乗り倒しに相成った。
file:///C:/Users/nyaam/Pictures/000034155ひだⅡ.pdf
乗り倒しというからには「かぶりつき席」確保は必須。
大阪~岐阜間「ワイドビューひだ25号」は普通3号車1のCD席、名古屋から富山までの「ワイドビューひだ11号」では、グリーン10号車1のAB席をゲットできた事で、このツアーはスタートした。
雑踏する朝のホームをよそに、11番ホームは金沢行サンダーバードが静かに発車を待っていた。
7:40定時で金沢行5号が発車した後、いつまで待っても「ワイドビューひだ25号」入線の案内がない。
やっとホームに小旗を持った駅員が現れた、そして3両の短い編成で控えめにキハ85系が入線してきたのはなんと発車の2分前。
『焦って乗り込む2分前』
広末のは♬Majiで…♬
いくら間借りとはいえ、数少ないJR東海在来線特急の雄、あまりにも粗末な扱いに驚きながら、慌てて3号車のドアへ駆け込んだ。
オープンにできている開放的なデッキ回り
お隣の2号車は青のシート
3号車1のCD 、おなじみの普通車両かぶりつき席、足元が少し狭い事さえ我慢すればなかなかの展望。
と喜ぶ暇などない、もう発車の7:58!
動画用カメラをセットせねば。
景品レベルのアンテナ三脚を持ってきたものだから、なかなか高さが定まらず・・・アセアセ
と言う訳で淀川を越えて新大阪駅から動画の撮影開始。
今は昔、山崎の決戦場所
平日の朝8時台はまだまだ前後に新快速群がひしめき合っているのでマックス120㌔で軽快に飛ばせない。これが日曜だと大阪発が4分遅れの8:02!ところが草津には平日より1分早く到着する快走ダイヤが組まれている。
瀬田の唐橋で有名な瀬田川で先行の321系をとらえる
とはいっても時間と共にマックスで走れる区間が多くなる。
カミンズエンジン本領発揮だ。
ホテルでモーニングの時間がなかったので朝は駅弁
大垣を出発して揖斐川を渡ると岐阜はもうすぐ
2時間足らずで岐阜へ到着、ここで名古屋からのひだ5号をドッキングだ。
まず大阪からのわれら25号が9:56、3番線へ入線、隣の4番線を9:57発車する豊橋行きと平面で連絡。
ここから面白い機回しが行われる。
まず、客扱いを終えた25号が西岐阜方面の待避線へ移る。
10:00名古屋からの5号が4番線へ入線。
待避線の25号が逆方向から4番線へ入線、5号と接続する。
岐阜駅では当たり前なのか、ギャラリーはいなかった
確認に始まり確認に終わる
10:11ドッキングした5号、25号は7両になって高山方面へ発車だ。
25号を3番線に止めるのは4番線から発車する豊橋行きとホームで乗り換えを容易にするためだが、岐阜駅は名古屋から入線できるホームが456番線に限られている。そのまま3番線で待っていても名古屋からの5号と接続できなくなるので、いったん大垣側へ退避し4番線へ入れ替えて5号と接続させるためのようだ。逆に大垣方面からの入線は123番線ホームに限られている。
ディーゼルの魅力はスタートダッシュの煙だ、11号も名古屋へ向けて出発
特急なのか、快速なのか、電車なのか、ディーゼルなのか、分かりにくいのが東海流
25号に乗ったままで待避線散策もありだったが、この時間名古屋行きひだ4号やしらさぎ5号と優等列車の入線もあり、そもそもそんな面倒な接続が行われているなんて知らなかったからね。
大殿様,頭の上の八咫烏
次は始発の名古屋から富山行きワイドビューひだ11号に乗車になるので名古屋へ向かうのだが、わたくしこの年まで名鉄にはまったく乗ったことがないので、以外と離れていた名鉄岐阜駅へ向かう事に。
なになに、名鉄名古屋までが550円。
ん?たしかJRは470円だったぞ、
岐阜~名古屋間は、JRが新快速で20分なのに、枇杷島付近の急カーブと岐阜駅直前の単線が響いて名鉄は快特でも29~30分、
こんなのでお客さん乗るのかしら?
でも中京圏では名鉄、人気はあるらしいよね。
ついでに調べてみるとJRの名古屋~豊橋間は1320円で53~56分
対する名鉄は1110円で49分、これなら人気もうなずける。
名鉄は独特な料金体系もあるようなので、まあ地元に人気があるに越したことはありません。
ただ指定席を350円払わなくても、クロスシートに乗れるので展望席は我慢した。
名鉄の前面展望ビデオ、持っていますからね(^_-)-☆
三面2線、特異な名鉄名古屋駅、比較的狭い連絡路を通って地上へ、そしてJRへ。
名鉄側は桜通りに出ないとひきがない。
見上げてもツインタワーがよく見えないので、とにかく展望が利くスタバで一服することに。
田舎者にゃあ、よう、わっからせん(^^;
名古屋から富山までの最終章は、また今度
では、また =^_^=
最後にお楽しみ
この駅はどこの駅でしょう?
①
②
③
さぁ、いかがかな(^_-)-☆