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昨日ドライブレコーダーの動画を再生していて気づいたことがありました。

ドライブレコーダーの本体は運転席の右膝のモノ入れに組み込んであり、カメラ本体とは別ユニットとなっています。

本体には音声記録機能があるのですが、他の機器からの電子的断続的ノイズが入っていて本来の音声が聞きづらい状況でした。ところが昨日見た動画の音声は以前よりずっと明瞭に変わっていました。
最近ダッシュボードで行ったのは異音や静電気除去目的の導電性アルミテープ貼りです。


ノイズ除去にも効果があることが解りました。
ノイズを派手に発生させるのはマイコンが搭載されている部分とかリレーとかが考えられます。マイコンには動作クロックや入出力ポートがあるのでノイズをどうしても出してしまいます。
今回は素早い判断を求められるから速いクロックを搭載していると思われるアイサイトユニットから静電気やノイズを除去してみます。アイサイトユニットは運転席ライト用の常時電源入力が有るので充分注意して作業しました。いつも分解は自己責任です。

このふたは手前に引っ張り向こう側の3個の爪から外します。

手前からは引っ張りにくい構造になっています。左右の大穴に8ミリの六角ボルトがあるのでほどきます。

ラチェットのほうが楽に解けますが無いので根性で頑張りました。


あとは引っ張れば取れます。ひねりを加えると樹脂ふたを壊してしまう場合があるので充分注意が必要です。
車検を受けたばかりですが、エアブローとかはしないようで内部はホコリまみれだったのでしっかり清掃してアルコール拭きしてから導電性アルミテープを貼りました。カメラに光を反射しそうな部分のみ貼るのを避けました。


電装コネクターやケーブル、アイサイト取り付け台座の樹脂には静電気が溜まって孤立する構造なので導電性アルミテープをがっつり貼りました。鉄板の塗装面に貼るのは逆効果の場合があるので避けました。アイサイトユニットには何もしませんでした。


元通り押し込んで、


ネジ留めしてからさらにアルミテープを貼りました。あまり空気に触れてないのでちょっと無駄かも。


手前をロックしてから奥を押し込んだらうまくいきました。


カバー外側にも1箇所だけエアコンの窓からの風が当たる場所に貼りました。


試走してアイサイトの車線逸脱警報が確実に鳴るのを確認して完了です。体感的改善効果は全く感じませんが、アクセル操作時のエンジンやCVTのレスポンスは相変わらず良好です。