低価格の車高調、テインの考え

車高調の適正価格っていくらなんだ？
車高調の性能差って価格差？

高いのが良いに決まっている！安かろう悪かろうだ！って意見もあるでしょう。


純正OEMの部品を作っている側からみると、各社（企画・販売のみで設計すら行っていないファブレスもあるので、メーカーとは呼びたくない）毎に価格差が大きいのが解（げ）せない。

今回のテインのやりかたはオーバーホールや設定変更しない人にとっては朗報でしょう。自社工場で生産している"メーカー"だからこそできる技だと思います。
（まあ中には調達品もあるとは思いますが）

実際のところ私が勤める会社では、純正OEMは20年以上乗っても故障や破損がないのが当たり前です。経年劣化による性能低下はありますが、機能不全は起きないよう設計生産しています。

交換用の補修部品も車両の販売が終わっても供給できるようにしています。

サプライヤーとして、通常の乗り方であれば壊れないものを、供給しています。

テインの考えも、価格を下げるもありますが、自社製品の耐久性（壊れにくさ）に対する自信の表れだと思います。

他社の高額な製品が悪いとは言いません。性能が高いかもしれませんが、ただ利益優先かな？って思えるだけです。

ユーザーも安かろう悪かろうで製品を判断しないよう、見る目を磨くのも必要ですね。

私は車高を下げることにあまり興味はないのですが、減衰調整とレート変更ができるショックアブソーバーを、安価で作っていただきたく(^_^;)