はじめて群馬にやって来たのはSVXに乗ってでした。
太陽の明るさ、乾いた空気
群馬の魅力に気付いて、あちこち走り回りました。
脱サラしての田舎暮らしを始めるにあたって、それにはちょっと似合わないSVXから、素敵な後ろ姿にいつもエネルギーをもらっていたR2に乗り換えました。
住み込みの山荘管理人を始める際に、会社からTWサンバーを貸与してもらいました。
そして家を建てるにあたって、KTサンバーを6万円で買いました。
そして人にエネルギーを配ろうという考えから、アルシオーネVXを増車しました。
R2は手放し、TWサンバーは山荘管理の仕事を譲った時に同時に譲り、2台体制となり、自分のカーライフも一先ず完成形に達しました。
自分にとってこの2台は最高の2台です。
満足です。
いろんなところで泊まった「キャンプ箱」は、次第に内装が簡素化され、今は「ゴミ拾い箱」としての形が確立されています。
アルシオーネVXは嫁さんが乗っていることが多かったです。
群馬を離れるにあたって、
「一度あの車でドライブしてみたかったの」
と嫁さんは友人たちから頼まれ、先月はあちこち走りに行っていました。
「運転席に座ってボタンを押してみたいんだけど・・・」
というお願いもあったそうです。
この時点で、初代アルシオーネの内装は素晴らしいと思うのです。
実際に乗りなれて、アルシオーネの内装で困るなと思うのは、エアコンのスイッチ類がサイドブレーキの所にあることだけです。
まるで同乗者の手を握ろうかとモゾモゾシテいるような動きになるので、最初のデートにこの車を使う人は、相手に説明してから操作した方がいいかもしれません。
F型のハンドルについては、9時の位置にちゃんと突起があるのだから困ることはありませんし、
「押す楽しみ」
があるサテライトスイッチは
「押しごたえのないボタン」
ばかりの昨今においては大きな武器です。
慣れればむしろ便利なところもあります。
そうやって初代アルシオーネに乗ることで、願った通りにたくさんの出会いに恵まれ、出会う人にエネルギーを配ることが出来ました。
初代アルシオーネは事前の予想をはるかに超える人気ものでした。
素晴らしい、
「宇宙船」
です、初代アルシオーネは。
そしてKTサンバーを運転する楽しさも、毎日乗っていてもかすむ気配がありません。
こうやってカーライフが完成し、キャップ君も無事に進学し、周囲も綺麗になり、開発の話も発表され、その他の事もあり、群馬での生活全体が一先ず完成したのを感じるようになってきました。
昨日、榛名山のふもとにある健康系美容院に朝から嫁さんを送り、待っている間に近くの道を走っていたら榛名湖まで着いてしまいました。
自分はエンジンの存在を感じながら巡航することが何より好きで、横Gも縦Gも、減速Gも、加速Gすら嫌いなことが自覚出来てきたので、いつもは山道をあえて走らないのです。
榛名湖、良い場所でした。
コーヒーだけ飲んで、湖を一周して山を下りて合流し、前橋で食事して夕方帰りました。
この連休中の間ずっとそうでしたが、昨日も一日中晴天でした。
帰ってから自分は寝込んでしまったのです。
そして、東京へ行った帰りにしばしばなるように、嘔吐してしまいました。
あれほど自分を引き寄せ、不安定な状況下で、暗くなってもおかしくないメンタルをいつも支えてくれた群馬の眩しい日差しが、最近では自分を傷つけるようになってきているのです。
北陸育ちの体質なのか、自分の体質なのか。
日光許容量の限界を超えていたようです。
サングラスや首巻など、気を付けていたのですがダメでした。
悶絶しながら吐きつくして、アイデアが下りてきました。
自分はこれから食べることから自由になろうと。
不食の人を目指そうと。
自分は群馬での生活で、いくつかの常識や囚われを乗り越えることが出来ました。
脱サラしてフリーターになっても楽しく生きていけるとか、
全く筋トレしなくても体は作れるとか、
自己発揮すれば、周囲を喜ばせて豊かさを得ることは可能だとか、
そういったことをずっとやって来たつもりです。
「好きなことをするには」
編で、自分は
「身近な人に対する囚われを捨てることが必要」
と書きました。
今度は、「食」 に対する囚われ、それだけでなく、
「衣食住」
全体に対する囚われから自由になれるか、やってみることにします。
人は、
「衣食住だけは!」
と思っているではないですか。
しかし、
「身近な人に対する囚われ」
が深い苦しみを呼ぶように、
「衣食住に対する囚われ」
も、大きな苦しみを人にもたらしている面があると思うのです。
それでも、
「衣食住だけは無くてはダメなんだ!」
と思っているから、その苦しみからはなかなか逃れられることが出来ません。
だから、自分がやってみます。
それに伴い、ここも終了します。
アカウントは消しませんしチェックは入れます。
自分は詳しくないし、占い系に興味はありませんが、
「数霊」
によると、
「群馬」
という言葉を数霊で表すと 「85」 という数字になり、
虹、弥勒、遺伝子、光明・・・
そして、
「アルシオーネ」
という言葉も 「85」 になるそうです。
「85」という数字は、
魂が望む方向に運命が開けて行っていることを示す証の数霊
であり、
自分の神性が外に現れていくにつれて、物事はどんどん好転し、光明を得やすくなり、ますます予期せぬところからのサポートも受けやすくなることでしょう
と、今嫁さんが教えてくれました。
アルシオーネで群馬でやって来て、アルシオーネで新しい場所へ向かいます。
それは必然だったのだと、確信しています。