
どうも僕です。
もう1週間過ぎてしまいましたが、6/9にグランキューブ大阪で開催されたGARNET CROWの解散ライブに参加してきました。
長い間応援してきたバンドなので、3月末に解散が発表された時はやはりショックでした。
始まりがあれば終わりがあるもの。
いつかは解散するものだとは、分ってはいたんですが。
2000年にデビューしてから13年間…。
昔から私の応援するバンドは短命なことが多いのですが、GARNETは長く活動してくれていていました。
ただ、実は私はデビュー以来ずっとファンだったわけではありません。
むしろ、最初は個性的なボーカルと、「バラードだけ」のバンドというイメージを持っていために少し敬遠していました。
きっかけになったのは、2002年に発売されたシングル「スパイラル」。
この曲は「すぽると!」のテーマ曲として使用されていて、私がそれまでGARNETに抱いていたイメージとは全く異なる、アップテンポな曲でした。
この曲を聴いてから、GARNETに対するイメージが大きく変わりました。
確かにミディアムバラードは、彼らの最も得意とする所ですが、それ以外の曲のクオリティも非常に高い。
様々なジャンルのサウンドや楽器等を取り入れた、(ちょっとプログッレシブロック的な?)器用なバンドだぞ、と。
食わず嫌いにしていたボーカルも、一度聴きこむと良い意味で個性的。もうGARNETの楽曲にはこの声しか考えられない、って思えてきます。
「スパイラル」はその後、ライブのラストソングの定番曲になりました。
今でも私の一番好きな曲です。
ですので、ラストライブで演奏されなかったのはちょっと残念でした。
さて、そのラストライブですが、定番曲を中心に初期の楽曲から最新アルバムまで幅広く演奏してくれました。
アンコールでは未発表曲「バタフライ・ノット」も披露され、今度発売されるリクエストアルバムへの収録が期待されます。
最後のライブということで、惜しむ気持ちや寂しさは客席に漂っていたのですが、みんな悲壮的な感じは無かったような気がしました。
そしてダブルアンコールには彼らの代表曲「夢みたあとで」が。
そこでボーカルの中村由利さんが「15年間ありがとうございました!」と言い間違え(本当は13年)、会場が笑いにw
しかも2度も。らしいっちゃらしいですが…まあしんみりさせず、笑顔でお別れさせてくれたことに感謝です。
そして最後の曲が終わった後も、会場の「ガーネット」コールは鳴りやみません。
(GARNET CROWのライブでは、「アンコール」の代りに「ガーネット」コールをします)
それに対し、何度もカーテンコールで応えてくれるメンバー。
それも終わり、どん帳も降ろされ、退場を案内するアナウンスが流れだします。
それでもホールを後にする人なんてほとんどいません。
もちろん私もそう。帰ってしまったら本当にライブが終わってしまう、そんな気持ちだったんだと思います。
会場にはインストの曲が流され、何度も退場のアナウンスがされますが、最後はインストに合わせて客席のみんなで歌いだします。
最後は、客席のファン同士でありがとう、ありがとう、と。本当に会場の一体感を感じました。
(ライブやホール関係者にはご迷惑をお掛けしたと思います^^;)
結局、4曲ほどみんなで熱唱したと思いますが、その中で印象的だったのが
「Fall In Life ~hallelujah~」という曲。
1回目のアンコール最後の曲でもあったこの曲の、サビの歌詞。
hallelujah
また会える 笑ってまた会える
その日はもう きっと待っている
ライブ中、MCで中村さんが言っていました。
「私たちは解散しますけれど、楽曲は生きています」
もちろん、これからもGARNETの曲を聴き続けるでしょう。
でも、あんなに素晴らしい、会場が一体になれるライブがもう見られないと思うと、本当に寂しい。
最後はファンのみんなと一緒に、笑ってお別れでした。
次に会う時も笑って…きっと笑ってまた会えることを願っています。
Posted at 2013/06/17 00:56:15 | |
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