...っつ~事で、今どきのケチンボ運転の基本中の基本
「エンジンブレーキを
使いなさい」の件(くだり)になりますが、これを少し発展させた考え方で、
燃費ゲーム要素も濃いぃ話になります。
やはり、ケチンボ運転を行うと「独断的な運転」に陥りやすい故に、廻りの
車両/交通の流れも十分に配慮してますので、毎日毎回絶対に行っている訳
では有りませんが、毎朝の通勤ルートの特定の1箇所にて、完全に燃費を稼ぐ目的で
(信号での)停止位置の前方・特定の電柱の設置された位置からアクセルを離す
…そんな事を取り入れてます。
1、アクセルオフ開始の所定速度の下限
※1から終止速度の上限
※2まで
減速していく空走距離
2、アクセルオフ開始の所定速度の下限よりも速かった場合の空走距離
3、停止位置(信号等)までの距離
4、先行車の台数
最初は、この1~4の関係を「特定の標識・看板の設置位置」を目安に
して開始位置を読んでましたが、これでは他の場所(道路)では応用が
利かないので、これらを「電柱の本数」に置き換えて覚える事にしてみました。
…と、言うのも、
そもそも電柱の設置間隔は、ほぼ30mに定められていますので
電柱の本数=特定の距離
…っつ~考え方が出来ます。
(但し30m指定/限定の強制力は無いですが)
もちろん、運転中に電柱の本数を”1本…2本”とバカ正直に勘定する訳
ではなく、視界の一部/自然に入ってくる電柱の映像をザックリと感覚的に
捉えます。
そうやって、場数を踏んできますと
視界に入った電柱の本数で計る距離感覚
…が、何となく自然に身に付いてきます。
そうすると、場所が変われども、アクセルオフによる回生走行・空走運転を
実行する位置関係のバラツキが少なくなり、F,C領域を有効に生かす比率も増えて
きます。
(片道約5kmの)極短距離通勤では、この1箇所での「燃料を全く使わない
F,Cを生かした回生走行・空走運転」が出来た/出来なかった場合の燃費の
違いは、その実行区間が数百メートルでも、全体距離の割合上、非常に大きな差を
生じさせ、それは、会社到着時の燃費計でハッキリと表れます。
(出来た場合=9.5km/L前後、出来なかった場合=8km/L前後)
この辺は、燃費グッツとも言える燃費計を取り付けた事で理解&学習
出来た事でも有るんで、燃費グッツ類の完全否定は出来ないのかも
しれませんが
”燃費グッツ!燃費グッツ!”
と目を向ける前に、こんな風にコツコツやれる事も沢山有るんじゃないかな?
…と、思います。
一般世間で指し示す「燃費グッツ類」は、個人的に「切ない夢を見させてもらう程度の物」と
思ってますので、「夢破れても笑って済ませられる安価な物(おい!)」しか興味無いです。
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※1 4速フルロックアップ状態でF,C領域に入る速度、58km/h以上
※2 4速ロックアップが解除される速度、45km/h
但し、スリップ制御介入後は40km/hまでロックアップ領域(F,C領域)が
下限拡大されています。
AT車の場合、ロックアップ未作動時は、カップリング(トルコン)機構に
よってエンジン回転数が変動しますし、ATシフトスケジュールは、ほぼ
スロットル開度と車速の比率で制御されますので、”何回転で○×する”
といった「エンジンの回転数で判断する」より、”何キロで○×する”
といった「速度計読みで判断する」方が、街乗り&燃費運転では遥かに
実践的です。
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Posted at 2007/10/10 16:19:42 |
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