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歌姫の友達♪のブログ一覧

2012年12月09日 イイね!

最近の出来事まとめて・・・

こんにちは~。

時間が取れずにあるのに使わずに、ブログを放置しているダメpたんです・・・。

では、そんなある時間に何をしていたのかというと・・・

・ペーパークラフトを作ったり。
・CLANNADをプレイしてみたり。
・初音ミクでカバー曲を作ってみたり。
・就業体験に行ったり。
・生徒会選挙立候補の準備をしていたり。
そして生徒会長になったり。
・期末試験の勉強を似合わずやってみたり。
・ファミマを巡回してたり(笑)

・・・と、まぁそんなところです。

ここに
・レースゲーをしてたり。
っていれられないのが、残念な限りです。。。

実はPS3をとある修理専門の方に見てもらったのです。
その結果・・・

「メイン基盤と冷却機構に、ドライヤー修理による変形が見られるので、状態が悪いです・・・。」とのこと。
実は一度修理に出して復活していたのですが、11日間使用して、またYLOD(イエロー・ランプ・オブ・デス)が再発。
再修理もしてもらいましたが、結局復活することはありませんでした。

よって、私を皆さんと出逢わせてくれた、このみんカラに登録するきっかけを作ってくれたPS3は最期を迎えてしまった・・・ということです(涙)

まぁ、大げさに書きましたが、私は何かが壊れるのが人一倍嫌いで神経質な野郎なんで、悲しいことです。。。

GT5ができないと、何かとクルマネタが少なくなったりして結局ブログもかけないんだょ~と言い訳してみる・・・。

・・・さて。
前置き?が長くなりましたが、ここのところあった出来事を書いていこうと思います!

~就業体験~
私の高校では、なんと2年生全員が就業体験をするという、なかなか珍しい学校だったりします。

私の第一希望先はとある都内の自動車整備工場だったのですが、他に希望者もいなく、無事にその工場に5日間、就業体験に行くことになりました。

前日の挨拶には緊張して臨みましたが、工場の方々が皆さん挨拶を返してくれたりして、2日もすれば過渡な緊張はほぐれていきました。

5日間で体験したのは、

・普通乗用車の車検
 ・タイヤの取り外し、取り付け
 ・担当の方のお手伝い
 ・洗車
・大型車(トラック)の車検
 ・同じくタイヤ交換
 ・補佐
 ・ホイールの洗浄
 
・その他
 ・ブレーキパッドの交換
 ・部品を忘れてしまいましたが(オイ
  パーツ交換(ラジエターの後ろあたりに付いた板状のフィルタ 
  ー的な何かです・・・)
 ・7速ATトランスミッションの分解
 ・完成車両の納車の見学
 ・練馬自動車検査登録事務所の見学

などと、みんカラユーザーの皆さんなら誰しも出来そうな作業や、クルマの点検をしていました。

これだけ見ると何の変哲も無い、一般の方たちが普通に乗る「自動車」しか入っていないように見えるのですが・・・
1日目と2日目に工場にいた1台の車種に、私は釘付けだったのです。。。

それは・・・

初期型180SX(ワンエイティ)と・・・

S15シルビアの・・・

 

 

シルエイティ・・・

 



シルエイティ自体実車で初めて見たんですよ!!!!!
しかも一番新しいシルビアと一番古い180SXのシルエイティなんて・・・・
私的には超珍しいと思うんです!!!

 

いっぃぃぃぃぃいいいいいいやっっっほおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉぉぉううぅいい!!!


・・・そんなこんなで、仕事を体験させてもらいに行ったのに、許可は得たにしろシルエイティの写真を撮りまくってるだけの始末に・・・(汗

まぁ、そんなこんなで、無事5日間の就業体験を終え、事は生徒会選挙に突入していく・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・が、割愛して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


公開していなかったペーパークラフトを紹介していきたいと思います!
~ペーパークラフト~
・ハチロク







またです。
とは言ったものの私の憧れのクルマ。もてる技術の全てを費やして、常に進化させ続けていたいのです。
以前公開したハンドルの曲がるハチロクと一緒に製作したのでクオリティーは同等ですが、こちらは私にしては割りと珍しく白ボンネットで製作しました。

続いて
・R32 GT-R





上記ハチロクと同じく漫画「頭文字D」に登場する車両で、通称「死神」と呼ばれたとてつもないGT-Rを再現し・・・・たつもりなんですが、もともとの展開図がS13だからなのか、技術が無いのか、ライトが上に太いからなのか・・・とにかく、個人的には力を入れて作ったのにGT-R(?)的な仕上がりになってしまいました(泣

さらに
・ランサーエボリューションⅣ





最近アニマックスで放送されている頭文字Dセカンドステージに影響されて製作したものです。・・・といっても原作とはグレードが違うんですが。。。

フロント周りには特に力を入れたのですが、今一迫力に欠ける・・・?のだろうか・・・?
と、もうなんだか良く分からん・・・
マフラーは現在製作ちう・・・

なんか3台とも頭文字Dに影響されてますが・・・(@_@;)
それだけ好きな作品ということです(汗







・・・ここからは初音ミク要素が大きく絡んでくる(グッスマくじ含む)ので、不快に思われる方はスルーしてください。

 

 

 

 

 


~カバー曲製作~
私はミクさん大好き人間として学校の友人のなかでは通ってしまっている(正直うれしくは無い・・・)のですが、ただのリスナーではありません。

「好き」というからには、自ら作業をして当然(あくまで自身の個人的な考えです。お気になさらず・・・)
ということで、3年前の梅雨にソフトウェアとしての初音ミクを購入し、数曲歌ってもらったものの、そこから1年間は起動さえせず・・・という事態に陥っていました。
実際ペーパークラフト製作に時間を費やしてしまったり、この頃から高校受験に向けて準備をしていかなければならなかったというのもありますが、曲を作るという長い作業を想像し億劫になっていたというのもありました。

ですが、以前それを変えてくれたひとつのイベントがありました。
それから私は、曲製作にも力を注いでいこう!と思ったんです。

出来るだけ毎日調整できるようにしました。
身分的な意味で調整できない日もありましたし、酷い時には朝7時過ぎに家を出て、授業→生徒会活動で日付が変わるギリギリに家に帰った日もありました。

協力的な友人の力を借り、8月の中旬から今尚製作の途中です。
それでも、有名P様たちのボカロ曲を聴きなれた方にとっては、もしかしたら駄作で片付けられてしまうかもしれない・・・そんな小さなものです。

同じ生徒会で信頼できる奴に、「ミクは可愛いけど、声はダメ。人のカバー曲をボカロで作るとか意味わかんない。」なんて言われて、さすがに耐え切れなかったり・・・(汗

それでも少しでも良くするために毎日曲を聴いて作る。
そんなことをしてみたり。


~12月4日からファミマ始まったグッスマくじ 「初音ミク Winter Ver.」~

夏の時に散々お金を使い、今度は賢く、くじにはあまり入れ込まず、ほしいものは後でも買えるから今は我慢・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


って思ってました・・・。

 

 

 

 

 

 

私はくじ運ありません。
夏の時も20回引いて、上の3賞(A、B、C賞)が1つだって出なかったんです。
結局下の賞ばかりが被って、部屋の片隅に積まれていってしまうのです。
しかも悲しいことに、1回800円という高額なくじを引いて獲った最下賞は、後にお店で200円で取引されたりするのです・・・。

そうなるくらいなら、あらかじめくじで当てるのはあきらめ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


られるかこんちくしょおおぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!

ー始まりー
☆初日
8回引きました♪
最初は3回。
仲良く下3賞、E、F、G賞が当たって、2400円の出費。
さらに家の近い幼馴染と夜にファミマへ。
5回引いて、G賞×3、F賞×1、E賞×1。
また、頼んでいた友達がF賞を当ててきて合計で7200円の出費に。

・・・そしてここで事件は起きた。
「お金の無駄だ。もう引かない。(プイッ」
頑なに引かないことを誓った1日目の夜。某インテグラタイプSの人からメールが。

「やったぜ。」

添付された写真を見て一言。。。
「あぁ・・・。」

 

 

 


・・・・・・・
・・・・・
・・・

☆2日目
友人の協力によりG賞×2。
計1600円の出費。

☆3日目
実は期末試験真っ只中な3日目。実は試験開始日とコラボ開始日が丸被りだったりする。
よって前2日間も、試験が終わってからファミマを巡り、各店舗の在庫数をチェックしつつ、試験勉強をしていたのだ。

そして事件はまた起こる。。。

それはテストを受けるための教室移動の時だった。
移動先の教室で突然肩をたたかれた。
振り向くと、隣のクラスの友達だった。
―そして、こんなことを言い出すのだ・・・。
「昨日ね・・・」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「B賞当たったよ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


SE
「ピイイィィィィィィィィィィィィィイイーーーーーーーーーーーーーーン!!」

 


1歩後ずさり・・・
「さらば諭吉ッ!!」

 


・・・・・・・
・・・・・
・・・

・・・本当はお店に出た新古品を買うとかって、こういうくじの場合はしたくない。
自分で引いたくじでもないのにそれを持っているっていうのがあまり好きじゃなくて。
くじの半券も無ければレシートも無い。それに、自分の全く知らない誰かが、どこで当てたかもわからない。

でも、今回の場合はいいと思った。
細かいことだが、私の友達が当てて、そして直接譲ってくれた。
半券もあるしレシートもあるし、どこのお店で引いたのかもレシートに残る。
自分が当てたわけではないから悔しいけど、自分の近しい人間が自分の知る場所で当ててきたものなら、納得できた。

贅沢を言っているが、やはり自分の手で引きたい。
そう思った。

 

 

 

 

・・・・・・・
・・・・・
・・・

そしてその日の夕方。
昨日と同じルートで自転車を転がしファミマへ。

「ピイイィィィィィィィィィィィィィイイーーーーーーーーーーーーーーン!!」

「の、残りの在庫が・・・き、9だと・・・!?」

・・・そうこうしていくうちに誰かが減らして残り8に・・・

「こ、これは・・・・」

4日目合計16400円の出費。。。

全て合わせてくじを引いた回数は協力してもらったものも含め19回、値段にして15200円+B賞の10000円・・・。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


・・・あるとき、棗鈴は旧友を見てこんな名言を残した・・・。
「こいつ馬鹿だ!」

その名言は、今ここで使うべきだと思う。

―4日前、俺はこの口で何と言っただろうか―。
―昨日の夜、俺はなんと誓っただろうか―。

それでも最後に思う。
B賞と違って、やはり自分で手に入れたLAST賞は―



























「可愛い・・・。」

ーおわりー


今回書いたのは先日からファミマで行われているグッスマくじ 「初音ミク Winter Ver.」のこと。

くじは全部で100本。
・A賞・・・1本
・B賞・・・2本

・C賞・・・5本
・D賞・・・8本
・E賞・・・18本
・F賞・・・24本
・G賞・・・42本
・LAST賞・・・100本目のくじを引いた人にプレゼント。

となっていて、A賞とB賞は上記の数値の通り、入手が困難なのです。。。

 

・・・これでA賞やB賞を当てられる人って、凄いなぁ・・・。

最後に。
くじに関しましては、当たらなかった方も大勢いらっしゃると思います・・・。私みたいなひねくれものが「当たったよ~」なんて記事を見ると、悲しくなってきますが・・・
この記事を読んで、そういった思いをされたらすみません。

本当は書くか書かないか迷ったんですけど、結果書かせていただくことにしました。

最後までお読みいただきありがとうございましたm(__)m

Posted at 2012/12/09 11:35:14 | コメント(8) | トラックバック(0) | 日常 | 日記
2012年11月11日 イイね!

ギョワアアァアッァア!!ってできないかな・・・?

お久しぶりです~!

・・・って、毎回言ってますな・・・(汗

最近ついに新しい頭文字Dのアニメの放送が開始されました!!
たまたま親父がスカパーのお試し登録→正式に登録した直後のタイミングでの放送だったので、先行の1話のみのやつは見られたんですけども、肝心の2話からは今度はまた別のチャンネルを契約しないと視聴できないということで、結局1話だけ見て終了・・・(汗

でも、本来見れないものが1話だけでも見れたし、進化したクルマのCGなんかも堪能できたので、まあ良かったということで・・・。

そしてアニメを見ていて思うこと。
原作では最近フルカウンターでのドリフトってあんまり描かれていないように見えるけど。
アニメだと疾走感あふれる豪快なブレーキングドリフト。

うん。カッコいい!!

これがもし「アレ」でも再現できたら、ちょっと面白いかな・・・?

・・・ということで、
やってみたw











こんな感じでしょうか。

一応左右にステアリング(タイヤ)が切れるようになっていまして、細かくは調整できないものの大まかに4箇所くらいで切れ角が固定できます。


でふぉると。


右へくいっ!


左にくいっ!


でふぉるとで。


若干フェンダーの内側に潜ってしまう。。。

しかし、このトレノのようにリトラのクルマの場合、リトラを閉じるとタイヤと干渉してしまうため、ライトは開閉できなくなってしまうのですが。。。

それでも、ドリフトをしているシーンを再現することができるようになりました!
今はハチロクトレノ用のパーツしかありませんが、ちょっといじれば色々な車種に対応・・・?

それでは~。
Posted at 2012/11/11 16:05:28 | コメント(7) | トラックバック(0) | ペーパークラフト | クルマ
2012年11月04日 イイね!

Re・・・

5ヶ月前。

サーキットから唐突に消えた、小さな存在。

スキール音は絶え、そのステアが握られることも無くなった――。



が、もしその存在が、再び舞い戻ってくるとしたら・・・。

復活へのステップを、確実に1歩ずつ、進んでいるとしたら――。

―regain・・・BLACK-TRUENO―

サーキットにまた、嵐がやってくる―。
Posted at 2012/11/04 22:20:59 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2012年10月11日 イイね!

たくさんの点が、ひとつに繋がった時。

どうも。m(__)m


今日はライトノベルみたいな、ドキュメンタリーみたいな、そんな感じでブログを書いていこうかと思います。
かなり長くなることが予測されるのと、拙い文章であることを了承の上お進みくださいませ。

☆プロローグ ~はじめてのかみこうさく~

「わぁぁ・・・」
目の前を駆け抜ける鉄の塊。
幾つも連なって走るそれを、鉄道とか、電車とか言うらしい。
"ぼく"が見たそれは、「さいきょうせん」とかいう通勤電車のようだ。
新幹線のように速くは無い。
でも、なんだか強そうな名前で、「緑」ではなくエメラルドグリーンの帯をまとったその電車に、ぼくは少しずつ惹かれていった・・・。

ある日両親に連れられてデパートに行ったとき、たまたま見つけた「さいきょうせん」のプラレールがどうしても欲しくて、2人にお願いして買ってもらった。
ぼくはそれから、電車のおもちゃがすっかり大好きになってしまった。
数日後、家の近くにあるデパートで、ぼくはおもちゃに釘付けだった。
またおねだりしたら買ってもらえるかも。そう思って必死に親にしがみつくことを繰り返した・・・。

日が経つにつれ、徐々に電車のおもちゃが増えていき、おもちゃ箱がいっぱいになった。
ぼくにとって厳しい父親は、その中身を捨てると言い出して、買い物に出かけても、おもちゃを買ってくれなくなった。足にしがみついたり、泣き喚いても無駄だった。

欲しい欲しい欲しい・・・

我慢できないのは、小さかったからか。それともそういう子なのか―。


・・・父さんの部屋に入る。
まだ後ろに大きく伸びて邪魔くさかったPCの画面。
なぜだろう。ふと覗いてみると、電車の絵が目に入った。
それは、正確に言えば絵というより、展開図だった。

「これなぁに?」
面白そうだったから聞いてみた。
「これは印刷して作るんだよ。」
「いんさつ」がなんだか分からなかったが、父さんは「いんさつ」したそれをぼくにくれた。
使い方を覚えたばかりのはさみをぎこちなく握って、セロハンテープでぺたぺたと紙面を貼り付ける。
のりなんて知らなかった。ただただ、箱状に組み立てた。
当時4歳。それが初めての「ペーパークラフト」。

ここから、現在の"俺"は出来上がっているのだと思う。



☆第一章 ~シマウマみたいなくるま~

数年経ったある日、ぼくは引っ越すことになった。
住んでいるマンションから双眼鏡を使って見てた「さいきょう線」も、ちょっと遠くなってしまう。

何枚も「いんさつ」して作った小さな電車のペーパークラフトをフロッピーケースに入れて、ぼくは家を出た。


新しい家は、祖父母の家だった。
ぼくの為に買ってくれたという電車のゲームと専用のコントローラーに夢中になった。
小学校が終わって、時間があればテレビに向かった。
散々電車のゲームで遊んで、そろそろ飽きてきた時。
ぼくは棚にひっそりと入っていた「くるま」のゲームを見つけた。
当時のぼくには難しい内容でつまらなかったけど、暇つぶしで遊んでいた。

そんな時、家に訪れていた親戚のおじさんが、ぼくにゲームをくれた。
赤くて「えいご」がたくさん書かれたパッケージで、何のゲームか分からなかったが、一緒にくれたハンドルコントローラーを見るに、くるまのゲームだった。
ゲームが大好きな年頃で、ワクワクしながら起動した。
オープニングムービーを見て、その迫力に惹かれた。
でも、ぼくには「くるま」の違いがわからない。ゲーム開始直後に選べるくるまは2種類しかなく、数字(性能)を見て、「シマウマみたいなくるま」を買った。
とりあえずレースをしてみるが、CPUは強くて勝てなかった。つまらなくなって、そうそうに勝つことをあきらめた。
「こんなのかてるわけないじゃん!このゲームむずかしくてできないよ!」


母さんと一緒に中古本を扱うお店に来た。ゲームも売っていて、ぼくはそれが目当てだった。

母さんにおねだりして、1本のとあるゲームを買ってもらった。タイトルは、「しゅとこうばとるぜろ」っていうらしい。
最初におじさんにもらったゲームよりおもしろくって、何度も遊んだ。
いつからか、最初に見た「シマウマみたいなくるま」のことを、少しずつ忘れていった。


「あ!」
数日後、再び本屋に来て、思わず声を上げてしまった。
あの「シマウマにたいなくるま」のマンガを手に持ったお兄さんを見たからだ。
店内を探し回ってそのマンガが置いてある場所を見つけて、母さんに買ってもらった。
あの遅かったシマウマが、速そうな「すぽーつかー」をたくさん「どりふと」で抜いていく・・・。そんなマンガ。
周りの友達は、みんなヒーローになりたがるように、ぼくはこのマンガの主人公になりたかった。
そこで、最初にもらったあのゲームを思い出した。
「ぼくもたくみみたいになりたい!!」

灯が付いた。

ぼくはあのゲームを再びやり始めた。あのシマウマみたいなくるまを使って、レースに勝ちたかった。

でも、そう簡単ではなかった。
負けず嫌いなぼくは、泣きながらレースをした。
そこまでしてでもやる理由はただひとつ。憧れにも似た、藤原拓海のドリフト。ゲームの中でもいいから、ぼくもやりたい。レースで勝ちたい。ただそれだけだった。気がつけば、シマウマみたいなくるまは「パンダトレノ」に、電車のゲームを飽きるほどしていたぼくは、今度はハンドルを握って飽きるほど毎日くるまを走らせた・・・。

ゲームを進めるたびに、マンガを読み進めていくたびに、藤原拓海と「ハチロク」に惹かれた。
ぼくのなかでハチロクは「さいきょう」だった。



☆第二章 ~かみ+ハチロク~

欲しいおもちゃは、プラレールなどの電車から、"車"に変わっていった。
けれど、プラモデルも作れないぼくにとって、特に欲しかったハチロクのおもちゃは見つけられなかった。
買ってもらえないならまだしも、そもそも商品がないというのはどうしようもないことだったが、フロッピーケースの中で転がる電車のペーパークラフトを見て、「これだ!」と思った。


・・・一件のとあるハチロクオーナーさんのサイトにたどり着いた。
単純だが、「ハチロクのペーパークラフト」と検索したら引っかかったのである。
「頭文字D仕様」のハチロクもペーパークラフトにラインナップされていて、たくさんダウンロードして組み立てたが、これには限度があった。

「イメージとちがうかも・・・」

なんとなくだが、引っかかるものがあった。
マンガやゲームで見たハチロクと、このペーパークラフト。大きさ、デフォルメ・・・どこと無く「もっと良いもの」が欲しくなってしまった。

ダウンロードしたものを30台は組み立てただろうか。そこで決心して、今度は、自分のイメージに合うものを見つけるべく、またハチロクのペーパークラフトを探した。
しかし、いくつかヒットしたものの、理想のものは見つからなかった・・・。


小学校の図工の時間。
紙を使って、自分の好きなものを1から作っていく。
そのときはなんとなく、何も考えずに工作をしていたが、ある時、唐突に閃いた。

「無いなら、ぼくが作ってやる・・・!」

ここからぼくの、一枚の紙から理想のハチロクを作る道がスタートした。


・・・しかし、その道はかなり険しかった。
鉛筆描きの展開図はもちろんダメ。小学生が手描きで作った展開図など、とてもではないがネットで見つけた「あの」ペーパークラフトには届かなかった。

運良くたまたまぼく専用のパソコンを手に入れたものの、まずどうやって作るのかわからない。
その手のツールなんかはきっとこの世に幾つも存在するのだろうが、まだ漢字も少ししか分からず、「えいご」なんてもってのほかだったぼくに、その手のことはさっぱりわからない。
なんとかWindowsの「ペイント」を見つけ出すも、それだけだった。

そんな中、もしかしたらぼくの調べ方がまだ足りなかったのかもしれない・・・。
そう思ってペーパークラフトを探しているとひとつ、気になるものを見つけた。

手のひらサイズの車のペーパークラフト。
展開図も比較的シンプルで、ぼくにも組み立てられるレベル。
そしてなにより目を引いたのは、それをベースに展開図をカスタムして、自身の好きなように組み立てている人がたくさん作品を公開していたのだ。

「ぼくにも組み立てられる」
「カスタムしている人がたくさんいる→カスタムしやすい」

現に、ここまでベースの展開図を改造しているものは他に見なかったし、何より、「ぼくにもできそう」というのは、すごく良い条件だった。

「これだ!!これならきっとできる!!」

光が差した、と思った。



☆第三章 ~トライ&エラーから・・・~

幸いなことに、展開図の編集は、「ペイント」でできることがわかった。
これでやっと展開図をカスタムすることができる―!

何度も失敗を繰り返し、紙とインクを使った。
父さんのプリンターを使って「印刷」するのだが、あまりにも回数が多いため、ついに禁止になってしまった。それでも作り続けた。紙とインクは"おれ"がお小遣いで買うことを約束した。

でも。
イメージどおりにいかなくて、悔しくて泣いた。
時には原点に返って、「埼京線」のペーパークラフトも組み立てた。電車のさいきょうがこれなら、車のさいきょうはハチロクだ。そう思って、「さいきょうの車を作る!」。意気込んだ。
他人の作品を見た。自分の作品が惨めになった。
実車と比べてあまりの違いに絶望した。「もう嫌だ!」と、涙を流して放り投げた。
車の絵も描くようになった。平面しか描けなかったが、これでペーパークラフトで再現できない悔しさを発散した。
やっとのことで手にしたハチロクのミニカー、雑誌、ネットでの写真。少しでも実車のハチロクに近づけるため、時間さえあれば資料になるものは何でも手にし、カスタムを繰り返した。


・・・しかし、やっとのことで組み立てた「はちろく」はバカにされた。家に来た友達に笑われた。
弱々しく何とか形を保っているそれは、ぼくの今までを踏みにじるかのように踏み潰され、一瞬にして燃えるごみになった。

・・・そのたびに悔しくなった。
「はちろく」を潰したやつに喧嘩を売った。ぶん殴った。殴り返されて泣いた。
弱かった。作るものも、ぼく自身も・・・。


・・・気がついたら、それから5年の月日が過ぎていた。
"俺"の「ハチロク」は、周りの友人に聞いてもハチロクと認識してもらえるようになった。

失敗を繰り返すうちに、他の車も改造して作れるようになり、ある程度のクオリティーに仕上げることができるようになった。


そのころから俺は、ペーパークラフトのベースを公開していた「あの」サイトに、見る側でなく、改造した作品を投稿する側になった。
掲示板にも書き込みをして、ペーパークラフトを改造している他の人たちに作品を見てもらった。

足りないところをアドバイスしてもらい、少しずつ完成度を高めていった。
逆に自分が分かることをアドバイスし、お互い技術に磨きをかけた。

展開図のボディー面に影、艶の表現を始めた。完成した作品を投稿した時、新たな表現方法に皆が驚いてくれた。それをやがて何人もが実践し始め、広がっていった。
1色だけで仕上げられていたボディーは、時間が経って約15色での表現になった。
光沢の無い紙の表面だけで、凹凸を再現できるようになった。
そして気がつけば、3Dのようだと言われるようになった―。



☆最終章 ~点が線になるとき~

暑かった・・・。
これから夏本番に向かうころ、"俺"はみんカラに登録してから1年経ったことに、時間の進む早さを感じていた。
今日も学校へ通い、肌にまとわり付くシャツを脱ぎながらパソコンのメールチェックをする。

あの時親父のパソコンでペーパークラフトを見つけてからもう13年が経った。
ハチロクへの憧れはいまだ途切れることなく続き、今度はゲーム内だけではなく、真剣に実車を所有したいと思うほどだ。
それだけあの"クルマ"との出会いは衝撃的で、こうしてたくさんのクルマを知って、今尚クルマ好きでいるのも、そしてペーパークラフトを続けているのも、間違いなく最初にハチロクと出逢ったからこそだと思っている。
そしてきっとそれは、これからもさらに続いていくんだろう・・・と―。

「無いなら、ぼくが作ってやる・・・!」

その思いで始めたことが、とあるペーパークラフトサイトの掲示板で―、GT5で―、みんカラで―。
少しずつ、少しずつ広がっていった。


・・・新着メールを知らせるアラーム。
知らない方から、みんカラにメッセージが届いたようだ。
早速サイトに接続して内容を確認する。




・・・驚いた。
送り主の方は、どうやら俺が製作したペーパークラフトを販売されている商品だと思ってくれたようだ。

「ついにここまできたか・・・。」

自己満足でやってきて、まだまだ小さい俺のペーパークラフトだけど、こういうこともあるんだ・・・。
俺が作ったもので人が喜んでくれること。それはきっと、この上ない幸せ―。

2012年7月24日。
この日は、約9年間にわたって俺が製作したハチロクのペーパークラフトに、ついに価値が付いた記念すべき1日。


                                      END
Posted at 2012/10/11 20:59:35 | コメント(6) | トラックバック(0) | ペーパークラフト | クルマ
2012年10月05日 イイね!

初音の夕べVer2.1

どうも。
最近、自分で書いたブログをパーにするのが定番になりつつあるpです・・・
今回は、間違ってタブを閉じてしまいました・・・

はい、書き直しです・・・

・・・ゲームでさえクルマに乗れなくなってしまった・・・
・・・実車はもっと無理・・・
早く皆さんに仲間入りしたいと思う今日この頃・・・


さて。いい加減書かなくては、と思い、PCに向かいます。

「初音の夕べ」。

※ここから先は初音ミクをはじめとするVOCALOID関係の記事になります。ご注意ください。

9/29(土)
この日私は、滅多に乗らない(人生で2度目)常磐線に乗って、とある方との待ち合わせ場所である天王台駅に向かっていました。
去年の夏、初めて参加した東西オフのように、初めてだらけのこれからに胸を躍らせて、先頭車両に乗り込りこみました。

こちらの手際の悪さに10分ほど遅れて到着するも、無事、これからお世話になる風越 龍さんと合流。
お話をしながら、本日の第一集合ポイントである群馬県某所の某スーパーへ向かいました。
到着から5分ほどしてlightningspreeさんが、それからすぐに主催者であるきむら@R50さんが到着。



ここで今晩、そして翌朝の食料、必要物資を買出しをし、次の目的地へ。

麺類自販機があるというその場所にやってきて、人生初の自動販売機のうどんを食べました。



どんな味かと楽しみにしていましたが、自販機が出したものとは思えないほど良い質と味でした。



コレの平成版があっても良いと思います。それくらいにおいしかったです。
しかしながら、数が少なくなかなか食べられないからこそ、こうしておいしさも増すのかもしれないですね。。。

そして外には何故か便器!ww



そしてついに、今回のイベントのメイン会場へ!
広場があり、大きなドームがあるようなところです。
そこで、ミクさんのライブが開催されるのです!

そしてやってきた会場が・・・


ここ!!













ね、広場に、大きなドーム(東屋)があるでしょ??ww
(写真は2日目朝)



・・・ここでテントを張ったり、皆さんと雑談をしていると、nismo23さんが到着。
それから野営の醍醐味(?)である夕飯を食べ、いよいよ、今回のメインイベントであるライブがスタート!



私含む3名のマスターさんが、2時間(半)に渡って自ら仕上げたVOCALOID楽曲を公開する場。
・・・そんな中、一人KYなことをした輩がここで記事書いてますが・・・

皆さん、独自の世界観、方針を持っていて、世間一般で言われているキャラクター、アイドルなボカロとは違う、自らが育てた自分だけの「VOCALOID」を作り上げていて、私もいつかこうなるんだ、と思いましたし、お二人はとても凄いと感じました。
またこのとき、きむら@R50さんがサプライズを披露したりと非常にこだわりのあるライブになったかと思います。

その後皆さんとお話をして、一日が終了。
風越さんのクルマにお邪魔して、寝かせていただきました。

2日目。
朝食を済ませた後、これまたお話をしました。
やはりVOCALOIDに関することがメインでしたが、クルマのこととか、趣味のこととか、深いところまで色々なお話を聞くことができました。

そしてお昼を回ってしばらくしたところで、閉会の時・・・。
lightningspreeさんはご用事があるとのことでここで解散、残る4人で、今度は昨日とは別の麺類自販機のあるお店へ。





ここでは、おいしいとされるチャーシュー麺を食べる予定でしたが、タイミングが悪かったのか残念ながら売り切れ。
残ったうどんを食べましたが、ここでもやはり自販機とは思えないほどの味でとてもおいしかったです。ここで雨が降り始めたので本当の解散、私を乗せた風越さんのクルマも、東京方面へと向かいました。

最後に参加された皆様へ。
堅いお話になりますが、ご容赦ください。

私は、他人に迷惑をかける人が一番嫌いです。
私の周りにもこういう方がいて、私はいつも、「こんな風にならないように心がけよう」
そう思っています。
しかし、今回の野営で、私は皆さんに迷惑をかけてしまったと思っています。
結論の出ないことを話題に出してしまったこともそうですが、1日目のライブの時、私がたいしたものでもないのに余計なことをして予定を狂わせてしまったこと、2日目、私が持ち出した話のせいで解散時間を大きく遅らせてしまったこと。
1日目のライブ後、失敗に気づいて落ち込んでいました。

ごめんなさい。

皆さんが気にしていなくても謝らせて下さい。
自身がしないようにと心がけていたことをしてしまったこと、今も深く引きずっています・・・。
そして、それに真剣に答えてくださって、ありがとうございました。

ブログを書くのが遅れたのも、このためだったりします・・・。
そこまで落ち込むことじゃないにしても、私はとても悔しいのです。

今後こういったことがないよう、気をつけます。
Posted at 2012/10/05 22:37:06 | コメント(4) | トラックバック(0) | オフ会 | 日記

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