小さなエリシオン - N-BOXカスタム

家族所有

小さなエリシオン

まりエム
ホンダ / N-BOXカスタム
G・L ターボホンダセンシング(CVT_0.66) (2017年)
- レビュー日：2018年2月2日
- 乗車人数：３人
- 使用目的：通勤通学

おすすめ度： 5

デザイン：5
走行性能：5
乗り心地：5
積載性：4
燃費：3
価格：5

満足している点: 先代JF1カスタムからの乗り換えでもかなりの進化、使い勝手が向上しています。軽だからという先入観は乗れば良い方向に裏切られます。乗っていると軽である事を忘れます。サスペンションが凹凸をうまく吸収し、エンジン音も頑張ってます騒音は無縁。静粛性を含めコンフォートさえ感じる出来栄えになりました。室内もプラスチッキーな所は否めませんが、ステップワゴンの助手席部分のデザインを縮小したようなダッシュボードで高級感があります。
不満な点: ホンダセンシングの出来栄えは素晴らしいですが、ブラインドコーナーが続くワインディングでは前車を見失いオートハイビームが頻繁に作動してしまい前車が煽られていると勘違いし譲ってくれてしまった時があった。ワインディングロードはオートハイビームを使わないほうが無難。
総評: 前車JF1でも驚きと小さな体に大きな安心と書いたが、このモデルチェンジは更に上を行き、排気量の小さい高級車、まさにエリシオンとでも言えば良いでしょうか？90km巡航を2000rpmで走れるハイギヤード、更に低回転のトルクフルな走り。本当に660ccかと思う走行性能。定員乗車でも登り勾配でもストレスを感じる事はありません。納車直後房総半島一周、伊豆半島へ行きましたが、メインカーのMDXと大差ない静粛性で長距離も難なくこなせメインカーでも通用するポテンシャルを持っています。軽量化を果たしたにも関わらずボディーの剛性間が増した走り、ハイト系にも関わらず普通にワインディングを同乗者に不快を与える事なくロールも最小限で快適です。Aピラーが細くなり右左折時の視界も良好になりました。身長186cmの私も運転姿勢を正すとシートを少し前にしないと取れないという驚きスペース。価格は軽としては驚愕レベルで有るが、走行性能、静粛性、ホンダセンシングを買うという観点からは高いというイメージが払拭された。
嘗てのトヨタさんの小さな高級車「プログレ」のハイトスライドドアミニミニバンホンダ版という感じですね。

デザイン: 5; 軽で有りながら存在感のあるデザインで気に入っています。
走行性能: 5; 走行性能は低回転から最大トルクを出し、普段の走りや高速の合流でも3000rpmちょっとで80kmに到達し苦にならない所が気に入りました。長距離、定員乗車、高速多用の場合ターボ車はマストでしょう。2週間弱で1300km程走りましたが、前車JF1より燃費も良好で距離が伸びればどうなるかが楽しみです。現在スタッドレス(winter maxx)ですが、サマータイヤはコンフォート系を履かせたくなるそんな味付けです。
乗り心地: 5; 一言で言ってこれ軽？と思わせる乗り味で凹凸もサスが吸収しボディ剛性も高く軋むこともありません。コンパクトカーを超えたと言っても過言ではありません。静粛性に関しては道路上の流れの速度で一定になった場合風切り音とスタッドレスのパターンノイズが耳障りになる位です。
積載性: 4; 先代JF1後期から採用されたリアスライドシートによって積載性には問題無し。リアシートを一番前にしてフロントシートを一番後ろにしても身長186cmの私が後ろに座っても膝前に拳一つは入り軽としてはかなりのラゲッジスペースが展開出来ます。
燃費: 3; 1300kmちょっとの総走行距離ですが、80-90km巡航 ACCクルコン使用で20k/ℓ以上をキープ。ストップアンドゴーの市街地では18k/ℓ前後を維持しています。
価格: 5
故障経験: 納車直後の為無し。