
奥さんカーに付いていた古いKENWOODのドライブレコーダーを分解し、リサイクルのためリチウムバッテリーを取り外しました。
リチウムイオンバッテリーは取り扱いを誤ると、指が吹っ飛ぶ位の爆発をする危険な奴なので要注意です。火薬だと思って作業した方が良いです。
一時期リチウムバッテリーを搭載した駐車監視できるドライブレコーダーが出ていましたが、高温によるバッテリー火災が頻発したので、最近の奴はリチウムバッテリーを搭載していない奴が多いです。
また現在販売中のリチウムバッテリーを搭載したドライブレコーダーは、「暑いダッシュボード付近にドライブレコーダーを置かないように」との説明があります。
ドライブレコーダーなのにダッシュボード付近に置けない矛盾という、、、。
買ったKENWOODは大丈夫だと思いますが、うちの奴も古くなってきて車両火災になるリスクを感じ、早めにドライブレコーダーを更新し、リチウムイオン電池無しの奴にしました。
ドライブレコーダーをバラしたらこんな感じでした。
トップ部にGPSを搭載し、基板内にGセンサーや映像処理チップ、カメラ受光素子が見えます。あとディスプレイ部の後ろに放熱板を抱えていました。ディスプレイが放熱器になっていたとは、、、。
バッテリーは中国製でした。基板直結で取り外せる構造ではありませんでした。配線を同時にカットすると短絡し危険なので、一本ずつで、切った後隣同士が触れないよう距離をズラしてカット&テーピング。カットする時は映画とかの時限爆弾解除な気分。
最近はリチウムイオンバッテリーを搭載した商品が多いですが、分解して取り出す方法まで記載がある物は少ないです。
リチウムイオンバッテリーはニカドバッテリーなどと同じく法律(資源有効利用促進法)でリサイクルする事になっています。そもそも取り外せる構造になっていない物が多く、分解して取り出すとなると面倒かつ危険、そのまま不燃で捨てるとゴミ収集中に発火して危険。捨てる時は面倒なバッテリーです。
リチウムイオンバッテリー搭載品を買う時は、電池を外せる構造の奴を選んで買った方が良さそう。
バッテリーの出す先ですが、ホームセンターや家電量販店などに黄色いリサイクルボックスがあるんで、端子をテープで絶縁して出します。(絶縁しないとリサイクルボックス内で他の電池に端子が触れて発火します)
電池取り外し後、ネタでドライブレコーダーを組み上げて電源に繋いでみたら、あれ?普通に動いてる。
電源断の時に電圧が足りず終了処理できないので、録画データが破損するでしょうが、割と普通に動いていました。
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2020/08/29 18:15:29