にしかすがいのブログ一覧

今日から本格的な雪となりました。昨年はほとんど雪は降らなかったので、自身としてNDロードスターで深い雪での走行は今日が初になります。

除雪されている所や雪が浅い所ならFF車と同程度の走行速度で走れました。リヤの横滑りを腰のセンサーで検知して横スライドにビビらずハンドル補正をすれば結構行けるなぁと。りんごさんのスライドコントロール走行会で得た知識と経験が生きました。
またFF車だとアンダーが出ると速度を落としてアンダーが無くなるまで待つしかないけど、FR車はアクセルを踏んでパワーオーバーでオーバーステアに無理矢理持っていける上、DSCでそのオーバーステアを適度に抑えられて、ちょうど良い感じにアクセルでもハンドル補正(方向修正)できました。車体も軽いので、コーナーリングや停止もFF車より速い気がしました。
ただし、雪深くなり車両床面より雪が高くなると、FF車と比べ、NDロードスターは一気に厳しくなりました。
雪が深すぎて腹に雪が擦り出すと、リヤ荷重が足らなくなり車輪が空転し、DSCも悪い方に働いてしまい、アクセルを踏んでいるのにエンジンが吹き上がらずどんどん減速しノロノロに。そのまま止まってみたら、タイヤに荷重がかからず、腹の雪の抵抗もあり、動けなくなりました。LSDも両輪滑ってしまい効きませんでした。結局DSCを切って車両を前後に動かして、車体の走行慣性で雪の壁に突っ込み突破する感じに。
雪の時は、リヤ荷重が増えるようにトランクに砂を積んで走った方が良さそうです。家に帰ってから昨年買った砂をトランクに積んでみました。しかし、更に深い雪となった翌朝に、家の敷地内で車庫から出ようとして腹に雪が詰まりスタックしてしまい動けなくなったので、車高より深い雪では更にタイヤチェーンも必要そう。あと車高がそもそも低いので、腹に擦る雪が大きな走行抵抗になります。車高調で高さを上げるとかタイヤ外径を大きくするとかして、腹に雪が当たらない高さにするのが大事に感じました。もしくは諦めて4WDの別の車にするかかなぁ。
体感ですが、NDのフロントリップスポイラーの高さ付近の積雪がスタッドレスでの走行可能限界に感じました。あと、雪だと除雪で残った硬い雪の固まりがあちこちにあります。リップスポイラーやバンパー、サイドステップなどにガンガン当たり傷付くので、ND好きな人ほど心臓に悪いです。

あと、何気にNDロードスターでの雪道で一番危険と思ったのはLEDヘッドライトの着雪による暗さでした。いつも明るいNDロードスターのライトが雪道(気温の高い重い雪)ではかなり暗くなります。暗すぎて走行速度を抑えないと危ないと感じました。

NDに車載し、やっと完成しました。
ディスプレイケーブルはAピラーを外した穴から下に下ろして、OBD2ケーブルと一緒にハンドル下付近を通しました。仮設として決めたクラッチ左上エリアの本体に接続しました。
本体は外せるように足に付けた強力磁石で貼り付け。やはり運転席足元は限界まで小さく狭くしてあるため、置ける場所が全くありませんでした。
追記:写真の位置でもクラッチ操作後に当たる時があるので運転席膝下の排気管で膨らんでいる所に移設しました。本体の足は磁石からマジックテープのオスに変更しました。小さいと思った本体ですがNDの足元だと、これでもデカすぎて置く所が無い、、、。



作ったVer.2のプログラムはgithubに載せておきました。
似たようなメーターを作ってみたい、ロードスター乗りの方は、自由にプログラムを改変して使って下さい。

https://github.com/nisika/mazda_skyactiv_mx-5_can/blob/master/mainprogram%232.ino

NDロードスター用のオリジナルメーターを製作しています。
前回発生した通信の隔たりですが、予想した通り、マイコンのディスプレイ表示負荷が増えた事によるcan-bus受信処理の処理不足が原因でした。
今回シフトタイミングランプ的な点滅プログラムを追加したため、表示の条件分岐が増えすぎて高負荷になっていました。表示にかかりすぎてcan-bus受信処理回数が減り、高速で飛んでくるデータを受信し切れないという状態に。
1種のデータは秒間25回飛んでくるようなので、1種受信のみだったとしても40ミリ秒以内に処理を終え、次の受信可能まで持ってこないとデータを取りこぼします。
結構早いマイコンにしているけど、やはり表示系は高負荷がかかるようです。
仕方ないのでcan-bus受信処理を高速で回して、表示処理をタイマーなどで一定間隔で実行するように処理分けをしました。
これによりシフトタイミングランプ的な点滅が厳しくなり、綺麗な高速点滅では無くなりモッサリ点滅になりました。まぁ、7000rpm以上になる事はまず無いので諦め。
ついでにデバッグ用のPCへのシリアルモニターデータ表示文もプログラムから消去して、プログラムを軽量化しました。
まだ、一部残件があるけど、大筋では完成しました。
次は車両取り付けをする予定です。