OBD2接続器のOBDLink EXを購入し、NDロードスター内に書き込まれている工場出荷パラメータの「AsBuilt」と言うものを確認してみました。
forscanでOBD2のcan-busから読み出ししてみると、can-busに接続されたモジュール群が表示され、IC(インストゥルメントクラスタ、つまりハンドル前のメーターユニット)のAsBuilt項がありました。
そこを更に読み出ししてみると、16進数の羅列が表示されました。どうやらこれが目的のAsBuilt本体のようです。
これらの数値を変更すると、ASL(可変スピードリミッター)やオートクルーズなどの機能を有効・無効にできるみたい。とは言え、どの位置の値がどの機能を担当しているかは全く分からずでした。情報では720-04-23の欄にオートクルーズやASL機能があるようです。(矢印の箇所)
海外のNDロードスターは、オートクルーズやASL機能はMT車でも搭載していて、ギアを繋いだ状態でセット可能になるそうです。またクラッチ切り、ブレーキ踏み、サイドブレーキ引きで解除になるそうです。
オートクルーズはペダルから足を離して置く場所が無いので要らないのですが、この仕様だとMTの3速100kmとかでオートクルーズをセットすると、エンジンが高回転でずっと走り続けるのかな?
ちなみにNDロードスターのcan-busは4本あり、OBD2に来ているメインの2本と、オーディオ用?の1本、エンジン用の1本に分かれているようです。
また、IC(インスドゥルメントクラスタことスピードメーター)、BCM(ボディコントロールモジュール)、CMU(コネクティビィマスターユニット)の3つが、先ほどのcan-bus間をデータ中継しているそうです。
NDロードスターのスピードメーターは、表示以外にデータの中継ユニットも兼ねていると言う、重要なユニットみたい。
Posted at 2021/03/05 22:27:45 | |
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