COMAND Touchを試してみました。
このアプリ、タブレットと無線で接続できるらしいことは分かるのですが、マニュアルにもApp Storeにも詳しい説明がなく、ググってもいまいちヒットしません。
YouTubeに動画が少しある位で、タブレットで操作できる機能だということは分かりましたが、どこかで「メディアの動画をタブレットに飛ばして観ることができる」的な噂を聞き及んだことがあり、可能であれば記録メディア内の動画をタブレットで観れるリアエンタシステムが構築できるわけで、試しに使ってみました。
もう既に御経験があったりバリバリ使われている方にはつまらない記事だと思います…
ちなみに夜中しかゆっくりイジれず、暗くて見難い写真ばかりですみません。
まず、スマホとCOMANDシステムをBluetooth接続します。
その後にスマホのテザリング機能を有効にすることで、まずウェブブラウジングが出来るようになります。試しにGoogleマップ、Yahoo!Japanを表示してみました。
しかし、表示が重すぎて実用性はちょっと…。スマホはLTE接続でアンテナ感度も良好だったので、通信速度の問題ではなくブラウザ自体による重さですね。
ともあれ、この様に “Bluetoothで携帯端末と接続し、テザリング可能になっている”、すなわちCOMANDシステムが携帯を介してウェブに繋がっている事がCOMAND Touchを使う前提となります。
次に予めApp StoreからCOMANDO Touchアプリをインストールしたタブレット端末を用意し(今回は自宅にあった古いiPad mini)COMANDシステムにWiFi接続した後、「COMAND Touch」→「新しいデバイスの認証」からタブレットを接続します(この時点でWiFi接続しても良いようです)。ここでタブレットのCOMNDO Touchを起動してアプリからの認証作業を終えると、晴れて使えるようになります。
うーん、これは…。
だいたい分かっていたことでしたが、これはあくまで
「タブレットからCOMANDシステムを操作するため」のアプリですね。
幾つかのメニューがこの様に表示されます。特に頻用されるものが載っているようです。
“Car”からはアンビエントライトが操作できます。
“Media” からは音楽や動画の操作ができましたが、動画の場合タブレットに表示されるのはプレビューの静止画だけであり、タブレットで観れるわけではありませんでした。
“Remote Control” からは、タブレットの画面自体をタッチパッドとしてCOMANDシステムを操作できました。コンソールのタッチパッドやジョグダイヤルと全く同じように操作できます。
さてこのCOMANDO Touchですが、何の役に立つんだと思う人もいるかもしれませんが、
「COMANDシステムを、同乗者が後席からでもタブレットで自由に操作できる」
のは大きな利点だと思います。また、
「タブレットを使うので指の動きへの感度が良く、ストレスが少ない」
ということもバカにできません。まぁCOMANDOシステム自体はやっぱりもっさりなのですが(笑)、カーソルをキチンと動かせるのがちょっと快感です。個人的には、コンソール辺りにタブレットを備え付けてそこから操作したいとさえチラっと思いました。
ということで、このアプリはリアエンタの構築には使えないことが分かりました。
また策を考えねば…。
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Posted at
2017/03/19 01:18:19