TVでしきりに「ミシュランガイド東京 2008」の話題が出ています。
(
こちらの記事をどうぞ。)
★★★のお店が8店だそうで、日本の首都・東京はハイレベルな食文化を有しているということだとか・・・。
(本家本元のパリは★★★が10店で、それに次ぐ世界で2番目の好成績だそうです。)
ヨーロッパでは権威のあるミシュランガイドの★~★★★の評価ですが、今回の東京版で★を獲得したお店は計150店と、ものすごい数になりますね~。
他の外国(の都市)を圧倒的に押さえ、堂々のトップですよ!
私にはミシュランが★を大奮発したとしか思えません・・・(^^;;)
大奮発の理由は分かりませんが、ミシュランの何がしかの戦略があるような気もしますね~。
(私の独断の印象なので、深くはツッコまないでください・・・f(^^;))
町の本屋さんやコンビニへ行くと、レストランのガイドブックがたくさん売られています。
女性誌などでも今流行のレストラン特集の記事が載せてあったりしますね。
私もときどきこれらの本を読んで、お店に食べに行くことがありますが、どうも本に書かれてある評価と私の舌で感じる評価で食い違う事が多いですね。
「おいしいけれど、本に書いてあるほど評価は高くないなぁ・・・。」と思い、お店を出ることもしばしば・・・。
味覚という個人差の大きな要素を誰かが評価してお店をランク付けするなど、私は意味がないと考えています。
今回のミシュランガイド東京版ですが、★を獲得しているのは客単価が高いお店(=高級料理店)ばかりで、私の感想ですと「高い・ウマイは当たり前!」と感じるワケです。
例えば、寿司にしても銀座で店主が握ってくれる寿司より、地方の漁港前で出しているひなびた小さな寿司店で食べる寿司の方が、格段にウマイですよ。
値段は、銀座で食べるよりはるかに安いです。(当然ですが・・・。)
日本全国から東京へ空輸で運ばれた新鮮な食材を握っている東京の寿司店もあるのでしょうが、やはり、目の前の漁港で獲れたての魚を仕入れ、それをさばいて寿司を握ることに勝るものはないと思いますね。
これからズワイガニ(松葉ガニや越前ガニとも言います。)の季節になりますが、東京や大阪で食べるカニより、日本海沿岸の漁港近くのお店や旅館で食べるカニの美味しいこと!
身の甘さ、ホクホク感、したたるカニのお汁・・・(^.^)
獲れたての地元のカニの新鮮さ、リーズナブルさ(とは言っても、それなりのお値段はします・・・都市部に比べてお安いという意味合いです・・・。)、美味さには、到底、敵いませんね~。
このミシュランガイドは、私のような「安い・ウマイ!」を目指している人間には、全く参考にならないガイドブックになってしまいます。(^.^;
★の数に躍起になっているのはシェフやオーナーを始めとするレストラン業界の方達(★を獲得すると、お客さんがかなり増えるそうです。)と、それを取り巻く業者さん、それをネタにして本を書く出版社あたりかと・・・。
(それに加えて、ミシュランなど第三者による権威and格付けが好きな一部のお客さん・・・?)
まあ、ガイドブックも良いですが、自分で食べ歩いて自分がお気に入りのお店を探す方が面白いでしょう。
当たり・ハズレも大きいですが、それもまた楽しい部分ですよ。(^.^)
“自分だけの★★★レストラン”を見つけることの方が、よほど価値のあることだと思います。
o(^∇^)o
(ちなみに、私にとっての★★★レストランの基準は、ミシュランと全く同じ、“その料理を食べるためだけに遠く離れた場所までクルマを走らせる価値があるお店”です。(^.^))
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Posted at
2007/11/20 19:52:47