●ジロ・デ・イタリア 第15ステージ Mergozzo - Brescia 189 km
P・ベッティーニ(クイック・ステップ)がスプリント勝利!
このステージは、完全フラットなステージです。
スプリンター達の活躍が期待できますね。
レースは先頭を4人のグループが逃げ、後から大集団が追う展開です。
先頭は、C・エダレーヌ(クレディ・アグリコル)、I・マヨス(エウスカルテル)、G・ラーション(フランセージュ・デ・ジュ)、G・ミッサーリア(セッレ・イタリア)の4人。
先頭と大集団のタイム差は5分以上開いています。
大集団は積極的に先頭を追わず、この4人を泳がせている状態です。
ゴール前までに捕まえれば良い・・・という考えのようです。
案の定、先頭の4人はゴール手前10kmを切って、ペースを上げている大集団に捕まります。
この後は、スプリントへ向けて各チームが大集団先頭の位置取り争いを始めます。
集団の先頭はクイック・ステップやT-モバイル、ミルラムの選手達で占められます。
J・ウルリッヒ(T-モバイル)も先頭を引いて、アシストに徹していますね。
ゴール前1kmを切って、完全ではないもののミルラムが列車を形成。
しかし、それも束の間・・・R・フェルスター(ゲロルシュタイナー)がスプリント開始!
集団は一斉にスプリント体制に。
フェルスターの進行方向向かって右側からベッティーニが強力な加速!
さらに、その右からO・ポラック(T-モバイル)が追い上げ、ベッティーニとポラックが横一線でゴール!
ゴール直後、ベッティーニが軽く手を挙げるが、1着かどうかは微妙・・・。
写真判定の結果、ベッティーニが1着でステージ優勝。
2位、ポラック。3位、フェルスターでした。
ゴールシーンは
こちら。
総合成績では変動はありません。
マリア・ローザはI・バッソ(CSC)。2位、J・E・グティエレス(フォナック)。3位、P・サヴォルデッリ(ディスカバリー・チャンネル)。
今日の第16ステージは、いよいよジロ終盤のドロミテ山岳ステージです。
最後、「モンテ・ボンドーネ」に上り切ってゴールします。
モンテ・ボンドーネでバトルが予想されます。
モンテ・ボンドーネは標高1650m。距離17.47km。標高差1372m。平均斜度7.9%。最大斜度13%となっています。
またまた、CSCのC・サストレがバッソの前を引いてスピードアップし、勝負所でバッソがスパート。
ライバル達がポロポロと遅れだして自滅・・・という展開だけは見たくないものです・・・(^.^;
G・シモーニ(サウニエ・デュバル)にはアタックして欲しいですね!
山岳の実力でバッソに対向できるのは、現状シモーニくらいでしょう。
(今年のジロの山岳ではパッ!としていませんが・・・(^^;;))
Forza!! Gibo!! (がんばれ!! ジーボ!!←シモーニの愛称)
今日からのジロ山岳ステージが楽しみです。(^.^)
Posted at 2006/05/23 18:21:53 | |
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