
11月の朝、不注意で手からキーが地面に落下。
アスファルトにぶつかった衝撃で写真のように
七宝焼きの表面が欠け、縁にもダメージ痕。
・・・後悔と動揺。
帰宅後、ネットで七宝焼きの修理について懸命に検索。
浅草に専門店を見つけ、さっそく見積り依頼。
七宝焼き部分を外して実物を見てもらうことに。
職人さんからの修理内容を了承。
七宝焼きの修理と再メッキをしてもらうことになりました。
<修理前>
欠けた箇所を触ると粉がポロポロする状態でした。
<修理後>
欠けた箇所が修復され滑らかな表面に戻りました。
よく見ると文字の形や七宝焼きの色調がオリジナルと異なるので
全体をやり直したようです。
次は七宝焼きを留めていた皮革部分を元に戻してもらうため
洋服の寸法直し店へ出向きました。
しかし、ステッチをオリジナル通りに戻す縫製は無理とのこと。
業者がやらないのであれば、自分でやるしかありません。
<縫い糸>
手芸店を何件かまわりオリジナルに類似したものを入手。
<縫い針>
通常のカーブ針では弧が大き過ぎて困っていたところ、100円ショップで
このワイヤー針を発見!
<独自の編み方>
キーホルダーの周囲の縫製をほどかずに、外した皮革部分を縫う方法を
思いつきました。本体と小物部分を離して縫えばいいはず!
<あと少し>
ワイヤー針を革の穴の下から上に通すのに苦労しました。
そして余っていた糸を絡ませないように丁寧にたぐり寄せていきます。
<完成>
遂に修復が完了!
大切な物を傷つけて改めてその価値に気付かされました。
直って本当に良かった!

Posted at 2014/12/10 23:14:42 | |
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