※画像は以前撮影したモノです。
昨日、近くでイベントがあった。
女房殿の実家の一家と義弟の嫁の両親。
ウチの両親も後で合流することになった。
女房殿の実家で宴が始まった。
男共の単純さ(笑)。
クルマ話に花が咲く。
義弟が起こしたGT-R。
6歳の倅、喜んだのもつかの間、あまり嬉しそうな顔をしていないという。
その理由がわからぬ一同。
何故かオイラだけが見抜いていた。
「アイツが本当に嬉しいのは青いGT-Rなんだってば。」
「カルソニック?」
「いや、そういうんじゃないんだって。本人しかわからないよ。」
自分の少年時代が重なって見えた。
甥っ子が可愛らしい。
「今でもクルマは大好きだし、できる事ならアレに乗りたいですよ。でも今は正念場。優先順位ってのはあってネ。」
話は進んで義妹の親父さんに問いかけたオイラ。
ウチの上のお嬢とオイラの微妙な時期。
ありがちな思春期の娘と父親との事。
人生の先輩に聞くことは大事だと思ったし。
「あのね。そういう時はあったよ、ウチだって。でもね、仕方がない。そういうモンなのだから。自分が正しいと思っても一歩引かなけりゃネ。相手はわかんないよ。下手に言えばカドが立つ。」
オフクロさんも仰っていた。
「波風立ったのは、一回や二回じゃないよぉ。」
ウチの両親にも義理の両親にも親父さんはオイラの事をこう言っていた。
「この彼ね、娘が可愛くて仕方ないんだよ。」
その後の言葉が数々並ぶ。
自分はどう答えていいのかわからなかった。
結局呑むしかなくて、お酒が進む。
お恥ずかしいハナシ、潰れてしまった。
夜の花火。
夏の夜空に大輪の花が咲く。
両親が我が家に泊まった。
雑談をしていた。
親父は言った。
「ひとつひとつ、終わって行く事があるよ。」
「そうだろうなぁ。」と答えた自分。
今朝の事。
オイラは祝日でも仕事で身支度をする。
親父は言った。
「久しぶりにその姿見たよ。」
「行ってきます。」と家を出るオイラ。
祝日という事もあって、子供達はまだ起床していない。
送り出すのはいつも通り女房殿だけど、自分の両親も加わった。
「いっぱい稼いでこい!」とお道化ながら送り出すオフクロ。
「やめてくれよ、恥ずかしいだろ!」と答える自分。
自分の親に出勤を送り出してもらったのはいつ以来だったかな?
二十年ぶりかな?
「親父、毎日のようにこの姿、自分もしていたじゃねぇか。」
「オフクロ、諸事情あるのに何でそんな明るくできるんだよ。」
様々な思いが自分の中を駆け巡る。
最初の交差点、赤信号。
モコの中で滲んでくる何かを必死でこらえていた。
♪ありがとう 伝えたい 今なら言えるよ
過ごした季節も 忘れはしないよ
ひまわり揺れる タイヨウのように
私のうた 君を 照らすよ
ブログ一覧 |
家族 | 日記
Posted at
2017/07/17 21:57:33