※画像:All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)
Yahoo!ニュースにあったひとつの記事に驚いた(下記URL参照)。
東京新宿に伝説の地があった。
今現在は東京都庁が建っている。
そこはオイラにとってあこがれの場所、生意気にも十代の頃に描いていた夢だった。
元東京浄水場、解体後は更地になっていた場所。
そこで伝説のライブが数々生まれた80年代。
最初に仕掛けたのは…
まさに…
♪オレの導火線に火が点いて
オレの導火線に火が点いて
ちくしょう火花を立てやがる
バチバチ火花をたてやがる
コレが地上波で当時TV放送されて釘付けだった16の頃。
若過ぎたねぇ(苦笑)、あの頃、「コレだ!」と思ってしまった。
「プロとまでは言わないまでもココのステージに立てたなら」と夢、妄想を繰り返していた自分。
実際、その後はアマチュアバンドによるイベントもあったという。
あれは浅はかな考えだと今となっては思うけれど、若いからこそ思った思考だったんだな。
当然、周りには共感者はいなかったし。
そしてその後、伝説のシーンの数々が残された。
一度だけこの地を訪れた事がある自分。
何を血迷ったか早朝の新宿副都心に居た自分。
アサリーマンの皆さんとは真逆に進む自分。
逆行する自分に向かってくるサラリーマンの群れ。
これが現実なんだとマザマザと見せつけられた。
夢を掴める人の数はほんの一握り。
ソイツに心底理解したのはお恥ずかしながら二十代に入ってからの事。
「可能性」ってヤツは掌からスルスルと抜けて行った。
だけど「好きなものは好き」という考え方が今でも変わっていないのは、自分らしいといえば自分らしいか。
いや、みんなそうなのか。
新宿都庁が建った同時に自分の夢は消えた。
「それで良かったのだろう」と今なら言えるか…。
Posted at 2021/07/10 08:13:49 | |
トラックバック(0) |
音楽プレイヤー | 日記