~目を真っ赤にして抱き合って喜び合える感動がたまらなく好きなんだよ。~
2003年。JGTC最終戦鈴鹿。日産はチームもファンも忘れられない日である。
全ての日産ファンも必勝体制だ。
それもそのはずこの鈴鹿でR34スカイラインGT-Rがラストランである。
Nジャンはあのパレードランに参加。日産応援旗がオレに振ってくれたと喜んでいた。
パレード終了後K団長に「ありがとうございました」というと「どれがそうなのかわかりませんでした。」って・・・・どてっ
この日、パレード参加のためにオレは日産応援旗を持つことができなかった。
それでも旗を持つだけが応援団じゃないって思って思い切って声を出していた。
序盤いきなり本山哲選手がトップ。大騒ぎの応援席!
私たち一家と一緒に座っていたのは ナント、前ニスモ代表取締役社長「安達二郎」さんだった。
オレは安達さんと少し小さいけど一緒に旗を振っていた。
チャンピオン候補、エッソウルトラフロースープラが戦線離脱。
チームオーダー解除で先頭を走るのがカルソニックスカイラインだった。
影山正美選手のブロックの大活躍で後方を抑えていたがR・ライアン選手に交替するとM・クルム選手と編隊を組んだ。
さあ、先頭争い。GT-Rファンの気持ちを乗せたカルソニックスカイライン井出有治選手。彼のプレッシャーも相当なものだったに違いない。
TAKATA童夢の道上龍選手が迫る。カルソニックはもうタイヤがズルズルだ。
N「安達さん、勝ってくれませんかねぇ。」
安「ねぇ。何とか頑張って欲しいです。」
シケインで井出選手が飛び出した。道上選手が気迫で迫る。
メインストレートでTAKATAが前に出る!
「ダメか・・・・・」
時間が止まったように思った。
1コーナー・・・・
井出選手は諦めていない。インを突いた。予想以上に磨耗したタイヤでアンダーが出た。接触!!!!!
TAKATA童夢がスピン!!!!
プッシングペナルティで1点減算された。
だけどオレは絶対素晴らしいバトルだと思った。
そしてゴール。GT500カルソニックスカイラインが優勝!
ザナヴィニスモGT-Rはシリーズチャンピオン。
GT300はハセミスポーツエンドレスアドバンがシリーズチャンピオン。
オレは迷わずK団長、T君と抱き合った!!!
目を真っ赤にしてずっといつまでも抱き合っていた。
勝った!勝った!
スカイラインGT-R優勝!!!!
スカイラインGT-R、フェアレディZ、ニスモ完全制覇だ!
安達さんとガッチリ握手をさせてもらった。
この最終戦は忘れられない記憶となった。
Posted at 2006/04/16 20:22:06 | |
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日産応援団 | 日記