正直、自分もそうだったけれど、新しいモノが好きだった。
TV-CM見たものなら、もう…ネ。
先日、こちらのローカル番組で、あるドキュメントを放送していた。
「町の電器店さん」の密着取材。
家電におけるアレコレお世話をする店長の姿を捉えていた。
お客さんの中にはカレコレ二十数年も現役でいくつかの電化製品を使用しているお年寄り。
例えばエアコン。
木目調で、シグナルランプはLEDではなくパイロットランプ。
洗濯機は、長年使ってきたけれど、最近力尽きて買い替えたという。
本当にダメになるまで買い替えはしないらしい。
ラジオの情報番組に耳を傾ければ最近、有名洋服販売会社では高級ブランドとコラボ。
少々割高だけど、「こまめに買い替えていく」という考え方から「長く使用できる」という方向に転換するという。
それならば多少コストが上がれど、長い目で見れば大した問題ではないだろう。
で、最近の自分。
生活に追われノンキな考え方が出来なくなった。
だけど、おかげで長く使用している事の楽しさを知る。
手に馴染むというと職人さんの道具のような表現になっちゃうけれど、何というか使い慣れた野球のグラブの方がソフトで使いやすいというか。
一度手にしたらとことん使ってやろうという気になっている。
「そんなのまだ使ってるの?」という言葉。
「使ってるよ。最新だったら銭出せば誰だって手に入れられるだろ?」と無意識に答えてしまった。
ところがクルマとなるとそうはいかない。
相変わらず「税金」「税金」また「税金」。
屁理屈のような重量税。
税が含まれる燃料費に消費税がかかる事にグチひとつ言いたくなる。
トドメは新車登録から13年経った古いガソリン車は自動車税、割り増し。
我が愛機、スカイラインGT-Rはご存知の通りガレージの中。
33ナンバーだけは継続したくて自動車税だけは納税している。
しかもその割り増しで。
不動車の納税免除は、グレイゾーンだけど基本的に「ナンバー返却(廃車手続き)」しなければならない
※。
※地域によって違うようです。静岡県は原則ナンバー返却だそうです。
「何とかしてほしい」とか言ったところで所詮は「少数意見」。
「お上」は耳を傾けないだろうナァ。
逆に「納税免除の場合は原則ナンバープレート返却」と押してくるだろう。
判断はココに拘っている ¨ オイラ次第 ¨ くらいわかっているけどさ。
一般道走れぬ愛機の話はこれくらいにしておいて、今現在の我が家の2台。
両車、必需品である。
本当はもっと大きく立派なモデルも存在するけれど、できるだけ購入コスト、ランニングコストを抑えた結果(チト色気だしちゃったけどサ)。
節約するなら、車両自体という事。
おかげで最近はコンパクトカーに興味がある。
それも誰も見向きもしなくなった古いヤツだ。
例えば中古車販売店の隅に追いやられた安価なタイプ。
決して出来やしないけれど、想像するのも楽しい。
奇麗に整備して適度なカスタマイズさえすればオイラ好みになる。
そしてソイツの最後のユーザーがオイラになるというオマケつき。
◇画像:All effects - Photofunia(http://photofunia.com/)
とことん使う。
オイラの機材も昭和モノがメインだよ。
そしてあの時代も大好きなまま。
☆Back number
・とことん
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Posted at 2018/05/27 21:48:50 | |
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