
アークエンジェル、エターナルはレクイエムの中継ステーション『ステーションワン』を破壊すべく進撃する。
対峙するザフトの守備艦隊兵士達は、ラクスの言葉に困惑する。
デュランダルの下に招聘されたシンとレイ。
デュランダル「アーモリーワンでのガンダム強奪に端を開いた今次大戦は状況が目まぐるしく変わり、些か戸惑っていることと思う。
しかし、そんな遣り切れないばかりのこの世界も間もなく終わる。いや、終わらせて欲しいのだ。君達の手で…。」
と語りかける。
そして、その言葉にレイは、
レイ「今奴等に屈すれば、世界は再び憎しみの連鎖渦巻く混沌とした戦いの闇の中に逆戻りしてしまう。
嘆き悲しみながら皆が苦しむ世界は、再びロゴスを生む。
オレはもう、ようやく平和の手前まで来た世界をそんなものにしたくない。
だからこそ、デスティニ-プランは実行されなければならないのです。」
と同調する。
シンは、最初は戸惑うも、平和のために、悲しい存在を二度と生まないために戦うレイの思いに、戸惑いを打ち消すように賛同する。
戦局は進む。
ネオのアカツキが、オーブ軍のムラサメ隊が、そしてドムトルーパー隊が戦場に身を躍らせる。
イザークやディアッカもまた、自らの信念と戦いの連鎖を打ち切るために、戦場へ。
ミネルバ、ダイダロスを中核とする月軌道艦隊の半数はステーションワンの守備増援に、残りはレクイエムの守備へと配置される。
ルナマリアも、インパルスで戦場へ。
インパルスが、エターナルに攻撃を仕掛けようと接近。
ルナマリア「これでいいのよね?これでいいのよね、シン?」
自分の行動は正しいのか。それとも、間違っているのかとの迷いが駆け巡る。
その時、メイリンが叫ぶ…。
メイリン「お姉ちゃんやめて! 何で戦うの!?何で戦うの!?どのラクス様が本物か、なんで分からないの!?」
というメイリンの声…。
不意に通信機に飛び込んできた、あの日死んだと思い諦めていた妹が生きていたと感じ、動きを止めたインパルスに対し、ドム隊は、そんな一瞬の隙を逃さず、ジェットストリームアタックを仕掛ける。
かわしきれずダメージを受けるインパルス…。
一方、アークエンジェル、ミネルバの激しい戦闘は続く。
しかし、グラディスはアークエンジェルへの攻撃タイミングを見極め、
陽電子砲タンホイザーの発射体勢へ…。
今アークエンジェルが回避行動を行えば、エターナルに甚大な被害が及ぶ。
進退窮まり回避行動がとれないまま、ミネルバの砲口から陽電子の渦が照射される。
誰もが絶体絶命だと諦観したその時、陽電子砲を遮るべく、ネオのアカツキが前面に躍り出る。
ネオ「アークエンジェルはやらせんっ!」
その瞬間、ネオの脳裏に、二年前にとった行動が想起され、その後の出来事が走馬燈のように脳裏を駆けめぐっていく…。
陽電子の奔流が消え去った後、眼前にはアカツキが傷一つ無く雄々しく佇む。
ネオ改め
ムウ「大丈夫だ!もうオレはどこにも行かない!終わらせて帰ろう。マリュー!」
ムウの完全復活に思わず涙するマリュ-…。
そして、アカツキはミネルバのタンホイザーを破壊、その後の砲撃を、ドラグーンシステムでバリアを展開して防ぐ。
アスラン、キラはミーティアを駆りステーションワンへ進撃を続けている。
ザフト軍の抵抗も激しく、容易に取り付くこともできない。
その時、後方から援護射撃が行われ、辛くも窮地を脱する。
通信に入ってきた怒声、そして映像は、旧知の友イザーク、そしてディアッカ。
こうしてキラ、アスラン、そしてイザーク、ディアッカの“ヤキン戦の英雄達”は鬼神の如き力の違いを発揮し、ステーションワンの破壊に成功する。
ステーションワン陥落。その背後には、機動要塞メサイアが、オーブ混成軍の行動を読み、ステーションワンの背後に迫っていた。
出撃前、シンは、愛する妹マユの携帯電話を見つめ、今は亡き妹の声を聞き、面影に思いを馳せる。
シン『オレは、オレは、正しいのだろうか。 オレは、守れるのだろうか。』と…。
レイが出撃を促す。
レイ「ミネルバも善戦したようだがステーションワンは墜とされた。だが、これ以上の動きは、俺達が止めなければならない。
奴らは、ダイダロス基地に向かう主力艦隊と合流し、レクイエムを破壊することで、オーブの力を世界中に見せつける気だ。
そうなれば、また世界は割れる。
力は反発を生む。反発は反抗となり、反抗は憎しみへと昇華され、認めぬ者同士が際限なく争う世界は終わることはない。」
シン「オーブ…。」
レイ「お前が救ってやるんだ。あの国を。そういうことだ。」
メサイヤ戦闘体勢へ。コンディションレッド発令、ネオ・ジェネシス起動。
ダイダロス基地攻撃中のオーブ主力艦隊。ネオ・ジェネシスを発射。
この攻撃により、オーブ軍は戦力を著しく損耗。
そして、デスティニーとレジェンドが発進。
戦いを終わらせるために、少年達の思いが月面を駆ける。
レイ「キラ・ヤマト!お前の存在だけは、許さない!!」
デュランダルもまた、自らの計画の成就を期す。
デュランダル「さあ、今度こそ消えて頂こう、ラクス・クライン!」
翔之輔さんにとっては、今回、ムウ・ラ・フラガの完全復活したのが一番の見所でした♪
おめでとう!ムウっ!!
いよいよ、『SEED DESTINY』も次回が最終回…。
熱い展開を期待しますっ!!