いままでポルシェの記事ばっかりだったので、今日は4年程前に
委託でやってきたフェラーリです。
ボクにとっては最初で最後?(決して最後にはしたくないのですが・・・)のフェラーリです。(笑)
モデルはV8 3.4Lの348ts。
タルガボディで屋根が取れるタイプのヤツですね。
1ヶ月くらいウチで預かりましたが、やっぱフェラーリはオーラがすごかったです。
正直言うと、乗ってみるまでは走りには全然期待してなかったんですが、ボクの予想をはるかに上回るパフォーマンスを示してくれました。
なんせエンジンの吹けがすごくイイ!
レスポンスは空冷ポルシェ並みにビンビンで、吹かすたんびに発するV8フェラーリ独特のあの甲高いサウンドも、脳ミソがメルトダウンするくらいにシビレました。
ボクがこーゆーのに乗ると、どうしてもポルシェと比較してしまうんですが、
詳細は過去のヤフーブログの記事に譲るとして、ボディの剛性感はやっぱポルシェの方に軍配が上がります(屋根が取れるtsだからでしょうか)。
加速感はノーマルの964あたりとほぼ同等でしょうか。
ただ、フェラーリの価値はそーゆーモンではないと思います。
手元にあるというだけでワクワクしてしまうようなこの存在感は、きっと所有する事そのものに意味がある車なんだと思います。
どこに乗っていってもジロジロ見られますし、ちょっと駐車しただけで色んな人に声を掛けられますが、目立ち度や優越感はポルシェなんて足元にも及びません。
「そんなの必要ねぇよ」と思ってらっしゃる人でも、一旦フェラーリに乗ってる時のこの感覚を味わってしまうと病みつきになる人も沢山いると思います。
ポルシェに比べると、タイベル交換やクラッチ交換等、目が飛び出るほどのコストが掛かる大物整備が短い周期でやってくるので、維持費はポルシェの何倍も掛かりますから、本当にお金を持っていないと維持し続けていくのは難しいとは思いますけど、ポルシェには絶対マネの出来ないこの華やかさと存在感は、一生のうちに一度くらい経験してみても悪くはないのかも知れません。
この車が来るまでボクはポルシェ一辺倒でしたが、ポルシェとはまた違った楽しみ方がある車がこの世に存在するという事を、この348はボクに教えてくれました。
宝くじでも当たったら、次は430スクーデリアにでも乗ってみたいです。(笑)
Posted at 2011/07/28 19:47:26 | |
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