今回はおととしの7月に委託でやってきた
’88 930カレラです。
この車も先日ご紹介した赤いSCと同様、思いっきり「男」仕様。
エアコンなんて付いてるはずもありません。(笑)
SCと同じ某有名ショップさんで製作された車両ですが、ココの社長さんはめっちゃ仕事がキレイです。
ボディはサンバーストさんの’74RSRキットですが、取り付けはこの某ショップさんでキッチリやってあり、FRPボディとは思えない、まるで純正の鉄板ボディのように寸分の狂いもなくキレイに付いてます。
鉄板剥き出しの内装はパッと見ボディ同色に見えますが、よ~くみると微妙に外装よりも濃い目のブルー。
運転している時に光の反射で運転がしにくくなる事を極力抑えいて、めっちゃ芸が細かい!
エンジンは基本的にノーマルの3.2でしたが、車重が軽く1トン切ってるので、十分速くて面白い!
ポルシェは軽量化+タコ足で十分です。
タコ足から集合管になっているエキゾーストは見ているだけでシビレます。
ちなみにこの取りまわしの集合管はボク964と同タイプですが、ポルシェの場合、
排気系をこの取りまわし方にするとNAでも驚くほどパンチが出ます。
ほんと、ハッキリ体感出来るほど違います。
真ん中で集合する事で、空冷独特のドコドコ音も、左右の低音が打ち消しあうので、
レーシングカーみたいな甲高くて色っぽい音を奏でます。
軽量化についても排気系だけでノーマル比▲20kgくらいは期待出来るので、
空冷ポルシェでサーキット走るなら、真ん中で集合させるタイプのタコ足+マフラーは絶対オススメです。
ただ難点は、ヒーターは効かなくなりますけど。。(苦笑)
エンジンがノーマルだから信頼性もちゃんと確保されているので、安心して乗れるのが大きな魅力で、
ポルシェは軽量化だけでかなりイケるという事を実証した、軽量化ポルシェのお手本みたいな車でした。
この車は群馬県の方の所へ993からの乗換えとして嫁いで行き、今も元気に走り回ってます。
Posted at 2011/07/26 12:49:07 | |
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過去にやってきたポルシェ | 日記