いなべリサイクルネットワーク
リサイクル業者さんと思わせておいて実は・・・
2008年07月14日
広々とした平飼いの鶏舎の中、ニワトリが勢いよくついばむのは糸を引く納豆-。いなべ市北勢町のボランティア団体「いなべリサイクルネットワーク」の伊藤昭朗代表(53)が、捨てられるはずだった納豆をニワトリの餌にする一風変わった食品リサイクルに取り組んでいる。伊藤さんは「余り物を捨てるのが当たり前になっているが、もう一度『もったいない』という意識を見直してほしい」と話す。
伊藤さんは約2年前に納豆を餌に養鶏を始めた。数年前に市内の納豆製造工場で働いていた際、重量不足などで出荷できない新品の納豆パックが捨てられるのを見たのがきっかけ。「新品がそのまま捨てられるのは見ていられない」と、廃棄される納豆を使った養鶏を思い付いた。
納豆は、桑名市の納豆製造販売会社「小杉食品」(小杉悟代表)が無償で提供。乾燥させると、加工の過程で二酸化炭素が出たり燃料費がかかったりするため、生のまま与えている。
現在、鶏舎で約200匹を飼い、1日約420パック、20キロ分の納豆を与えている。パックから納豆を取り出すのがひと苦労だが、「二酸化炭素削減のため」と伊藤さん。卵は甘みがあってカロリーも低く、名古屋市などから養鶏場に直接買いに来る“ファン”も。「クセがなく甘いから、子どもが生でも食べてくれる」と大人気という。
今後は、納豆を使った養鶏の本格的な事業化も計画中といい、伊藤さんは「物を大切に最後まで使い切るライフスタイルが、地域にも広がってほしい」と話す。
(中日新聞記事より:記者・蜘手美鶴様)
「いなべリサイクルネットワーク・EVER-BLUE事務所」
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