Zero Dark Thirty

見忘れていたので借りてきました。
それにしても新作についていってないな…(^^;





「世界は、真実を目撃する」
なんて、大げさなキャッチコピー。
ビン・ラーディンを追い詰めた女性の話ということでちょっと期待してたけど、その辺の流れはあんまり…(^^;
その程度の情報でホントに見つかったんかいな…？という感じ。

映画としては、アメリカ的正義を押しつけず、かといって拷問の是非にも時間を割かずに、ドキュメンタリー風に撮っているのは好感が持てましたが…。

さて、見終わった後でレビューを検索したら、そもそもビン・ラーディンはとっくに死んでいたとか、こういうのはCIAのプロパガンダに他ならない映画だとか、ムツカシイお話になっておりました。

日本人はロビー活動苦手だし、プロパガンダ的なものに対する嫌悪感があると思いますが、大国は国益のために映画を含めありとあらゆる手段を使ってるんですよねー。

例えば真珠湾攻撃を描いた「パールハーバー」とかで、日本人は無差別殺戮、アメリカが攻撃するのは軍需産業だけって描かれてましたが、んなわけないよね…。



まぁ、ちょっと考えれば当然のことではあるんですが、娯楽と政の間にきちんと境目がある方がやっぱり健全だよな…なんて思った映画。