2011年11月28日
帰りの高速でも、載ってしばらく走ると、何かビミョーなクラウン。
追い抜きざま見るも、、暗くて分からなかった。
Yuji殿によると、がっつりヘルメット被ってたとの事。
確認は取れなかったのだが、やる気もなかったので、近くのSAに入る。
イベントは、覆面に捕まった、、というものではなかった(皆さんの期待は裏切る?が)。
しかし高速に乗るたびに覆面に会うとはやりきれませんな。
5年間の空白の後、息を吹き返した我がバイク。
車検のためのエンジンオイル交換時、オイルがマフラーエキパイに大量に掛かった。車検場への往復時、煙が下から上がってきていたが、実はこのツーリング時にも、時折白煙がフワッと挙がることが、後ろを走るYuji殿から指摘されていた。
すぐに収まるだろうと思っていた煙は、一日を通じて昼過ぎにもなお続き、オイルが漏れているのかなぁという認識であった。
久々のツーリング、睡眠不足や久しぶりに乗る疲れから、適度な速度で休憩も取りつつ帰りの歩みを進める。
伊勢自動車道から新名神、名神にまで戻ってきた。
大津SAに最後の休憩に寄る。しかしここで問題が発生。止まる寸前にクラッチがゆるゆるになる∑(・ω・ノ)ノ
実は、伊勢自動車道に乗る前のガソリン給油後の発進の時にも、どうもクラッチが繋がる位置が近いなとは思っていた。クラッチを切った状態から、放し出すとすぐにバイクが動き出そうとするのだ。
そして大津で止まったときにはなんとかわずかにクラッチが切れるのみ。
停めてから再度クラッチを握ると、グニャグニャ。クラッチは切れず、そのまま試しにローに入れるとスコンとエンストする。
このままでは発進できない、、。
クラッチフルードを確認すると、フルードが入っていない、、。
マフラーに掛かって白煙が上がっていたのは、クラッチフルードだったのだ。
元々大して量の入っていないクラッチフルード、漏れる量がポタッと数滴であっても、一日シフトチェンジを繰り返し、ついにフルードが空っぽになってしまったのだ。
Yuji殿と色々話し、最悪、男二人のタンデムで帰って、後日バイクを回収するという方法があるが、それは最終手段として(野郎の2ケツなんて、、)、できるところまであがこうという結論に。
作戦1 ガソリンスタンドへ行って、フルードを探せ!
大津SAにはコスモのガソリンスタンドがあったはず
、、と見あたらない。店の人に訊くと、何年か前になくなったよ、との事。
名神って日本の大動脈じゃないのかYo!ガソリンスタンドがなきゃ、ただのPAじゃないかYo!なんでSAを謳ってるんだYo!
、、と叫んでも、ガソリンスタンドが現れる訳でもなく。
見回すと、高速バスの降り客を当て込んだタクシーが。これに乗って、ガソリンスタンドへ行くことにする。
ガソリンスタンド1 時間は既に21時半頃。閉まっていたが中には人が。事情を話すが、フルード自体殆ど使わないので、ないです、、との返事。
ガソリンスタンド2 セルフスタンド。セルフはタイヤの空気入れすら置いてないことも多く、期待薄。しかし、そこには何故かJAFのロードサービスが。
まず、スタンドに訊くも、やはりないとのこと。
次にJAFに訊いてみると、ストックがあるかも、、との事で、250ml×2本で1,000円×2でお買い上げ(しかし殆ど出ないのであるかな~との事だったが、SAまでタクシーで帰る間に横倒しになってたボトルから漏れてきてたYO!蓋、ちゃんとしまってないじゃん!吸水が気掛かり)
実に市価の4倍ほどである。
その昔、JAFがバイクに対応する以前に知人が高速上でガス欠。ガソリンを売ってもらうのに10Lで1万円、1Lあたり1,000円で「しびれたで~」との話だったことからすると、まだマシか。
しかし「高速上でバイクの救援に行くと3万円ぐらい掛かるから、入会しとくべき」と激しく勧誘を受ける。訊くと年会費5000円だったかな。高過ぎだろ。それがイヤでJAFやめたんだよな。
しかし彼は、「バイクのクラッチは直らないことが多いので、、」と呪いの言葉を吐く。
ま、たまたま別の人の不幸で居合わせたJAFがいたので、助かった。
激しい勧誘に心折れそうになるが、最悪2ケツと思って男らしく?断り(`・ω・´)、、(ただのバカかも、、?)タクシーに乗り込み、再度大津SAへ。
高速SA→一般道の店→高速SAにタクシーで移動という、普段考えにくいルートなので、非常に不思議な感じがする。
作戦1完了。
作戦2 フルードを足してクラッチを復活させろ!
乏しい車載工具を使って、フルードキャップを開け、フルードを足す。
復活か!?
、、と、クラッチを握ってみると、相変わらずクニャクニャである(´Д`)
我が家はまだまだ遠いようだ。この後、クニャクニャをなくすにはエア抜きをやらねばならない。
作戦2 、、失敗
作戦3 クラッチフルードののエア抜きをして、クラッチを復活させろ!
エア抜きをするには、まずカウルをはずさなくてはいけない。ZZRの整備性の悪さの泣き所である。
車載工具だけではずせるのか、、。確認したところ何とかいけそう。マンドクセと思うが、ここまで来たら諦めてカウルをはずす。
しかしクラッチフルードは、実は車検整備時に間違って抜いてしまい、30分ほどエア抜きしてもクニャクニャだった苦い思い出が蘇る。
15分ほど挑戦してみるがエアを噛んでてクラッチはクニャクニャなまま、、(T-T)
無駄に流れていくフルード。過ぎゆく時間、、。既に深夜0時半である。
悲しき男2ケツで帰り、またバイクを回収に来ないといけないのか、、。
ここでゴッドハンドYuji殿が登場!
1回目挑戦、、変わらず。
2回目、、アレ?なんか握りごたえが、、?
3回目、、おー!?もう1回ぐらいやれば、なんとかイケそう!
なぜかエア抜きをなんとかやってしまう。
勇者Yuji殿よ、素晴らしい!あなたのおかげで、我が家が1時間の距離に近付いた!
もっと早く出てきてくれー。
以上、よく分からないまま、作戦3完了!
(必死だったため写真はありません)
クラッチは切れるようになった。後ははずしたカウルを元に戻して、帰るのみ。ただ、漏れる原因を直した訳ではないので(後で調べるとおそらくクラッチレリーズからの漏れ)、クラッチを握るたびにフルードが漏れる状況は変わらない。
再びフルードがなくなってしまう前に、何とか帰り着かねば。
ということで、出発。JAFの呪いは何とか避けられたようだ。
高速を降りて、自宅までの下道、フルードはてきめんに漏れており、信号で止まるたびに白い煙が上がるのが分かる。
ようやく自宅に着いたのは午前2時。走行距離500キロ。長っ!
5年間のブランクの後の、いきなりの遠出は、マシンにも、自分にも少し長すぎたようだ。
(´▽`;)
Posted at 2011/11/28 11:43:09 | |
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バイク | 日記