今日私はとても珍しい花を見つけた
今まで見たこともない花
花びらの数こそ少ないが見事な花だ
罪深くも私はその花を摘み取ってしまった
迷うことなくだ
理性さえ消し去る程の花
誰にも悟られぬようにタオルでつつみ持ち帰った
ゆっくりと静かに花を楽しむつもりだった
声をかけられるまでは
『君が私を摘んだのか…そうか…』
空耳でもなんでもなく耳にまとわりつくその声
『摘まれた以上は私は君の物だ。それが宿命だったんだろう』
『しかし悲しくはないし、君が罪を感じ悔い改める必要は全くない』
その声は自分の一生を語りだす
『これからは君と共にあるが私を摘んだという事の意味を今ここで教えなくてはならない』
『私は自ら枯れることはない。君に従い君が望むならば今すぐにでも散ることはできる』
『ただ一つ試みて欲しい。私を外に連れ出してみてくれ。ただそれだけでいいのだ』
『花である私が創り出す素晴らしい世界へいざなうことができるだろう…』
その花の名前は
こんな感じの花だ
そして次回ブログ予告www
の巻ww
Posted at 2012/10/04 21:47:43 | |
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