
コロナ禍の観光では、急病になったり怪我をして救急搬送されることが難しいようなことを言われております。
先だっての奈良遠征では、県庁前で信号が変わりそうになり横断歩道を走って渡り転倒。右手で受け身をとりましたが顔面を歩道に打ち付けてメガネの一部が右眼球に嵌まってしましました。
幸いにも県庁前にいた方々が救急車を呼んでくれて、奈良県総合医療センターに搬送されました。
目を開けられないので、周りの様子は全く分かりません。
救命救急のチームにより、問診とPCRや感染症の検査をし、内科系の各種診断が続きます。心電図や各種計測器に繋がれてました。
コロナは陰性だったので、そのまま打撲状況について身体中の検査をしたりCT検査で骨折は鼻だけで、前歯欠損と判明。
そのころから声だけですが男性だけと思っていたチームに女性が加わっていることが分かり、以後、担当医として治療に当たります。
関西人といえばみんなが関西弁を喋るイメージですが奈良弁は大和弁(やまとべん)とも呼ばれます。
聞いていると京都弁にも似た柔らかな言葉です。
奈良県の女性はおっとりしていると言われますが、中身はしっかり者のようで、この女医さんも、そんなイメージでした。
どこから来たのとか、何しに来たのとか、経緯も聞かれ、お話ししました。
一人でクルマを運転して、奈良まで来たこと、大仏様が3年ぶりに御身ぬぐいされたので参拝に来たことなど、奈良の歴史、東大寺や奈良公園などほめると喜ばれるようです。
何しろ、呼びかけるときに、「おにいさん」と言われ、病院のイメージが変わりましたよ。
診察が進み、眼科医による治療で右目に刺さったメガネも取れて眼球の傷も無く目を開けて様子を見られるように・・・。
声だけでなく、とてもチャーミングな若い女医さんでした。
擦過傷の消毒や傷口の洗浄、4針縫合、細菌症予防の注射などやら点滴など医師、看護師が交互に必要な治療にあたります。
帰るには、メガネが無ければ運転できへんやろと心配されましたが、クルマに予備のメガネが入れてあると言ったら、今日は無理せんどいてねと可愛くチクリ。
これで奈良が嫌いにならないでと、これらの女性からやんわりと発せられるカワイイ奈良弁を聞いたら、惚れてしまうかも?
手や腕はともかく顔のガーゼに絆創膏は、マスク着用で隠せて良かったです。
初めての経験でしたが、問診の際に気になるお話も伺えたので、後日、医療機関に受診してこようと思います。
お土産代わりに、帰宅後の各専門医への紹介状も頂き、皆さん、お世話になり、有難うございました。
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ロードスター | クルマ
Posted at
2022/08/13 15:27:44