東京での休日7日は花見をしたり、東京の大学に入った親戚の子の入学祝いの食事会をしたり・・・・そして夜
10時前にクルマ好きの仲間三人がいつものトラット
リアに集合しました。
最初はポルシェ氏に黙祷。
それ以後は北イタリアの赤ワインを飲みつつポルシェやフェラーリの話し、
南イタリアのワインに移って自動車レースのタルガフローリオや映画でジャン・レノ主演の
「グランブルー」の錆びたチンクチェントの話で盛り上がり遠いシチリアの地に想いをはせました。
で・・・3人でワインボトルが2本開いた時に・・・
・クルマ仲間のAさんからこの前ブログで書いた
アバルト シムカが一応レストアが出来た話しをう
かがいました。
で・・・Aさんの自宅駐車場には友人が乗ってきた
アルファロメオのジュリエッタ オープンが今夜だ
け留っているとの話もききました。
酔っ払いの行動は俊敏です。
当然Aさんと私を含めた三人はタクシーに乗車!
深夜にAさんのガレージに直行しました!
タルガフローリオで素晴らしい戦績をあげたアバル
ト シムカがそこにいました!
リアエンドがスパッと切れたコーダトロンカボディ
ーです。
その美しさに目を見張りました!
レース当時のイエローのボディーはシチリアの空の色のようなライトブルーにぬられています。
このクルマを博物館以外で初めてみました!
アバルトのすごさは車体デザインだけでは無いです。
徹底的に参戦するレースに合わせてエンジンを造り込んで行きます。
エンジンの構成パーツであるピストンやコンロッドすべてにアバルトの頭文字ABと車体番号が打刻されています。エンジンカバーは砂型鋳造と言うことですがそのツヤツヤとした緻密な感触が精密さを語っています。
そして現在動体保存されている1台1台全てが異なるレースのチューンがされているそうです。
それぞれ乗り味が異なると言うことです。
今見ているシムカはタルガフローリオのためのチューニングがされたクルマです。
そして当時優秀な戦跡をのこしています。
歴戦の勇士。モータリゼションの財産ですよね!
そのクルマに触れるという光栄!
フロントボンネットをあけて前のガソリンタンクをみたり・・・
ボンネットに燦然と輝くアバルトの蠍のエンブレムに酔いしれたり・・・
ボディーサイドのカロツェッリア アバルトとサソリのエンブレムに陶然としたり・・・
僕が学生時代に一番高価だったマグネシウムホイールはカンパニョーロでした。
もちろん高価すぎて手も足もでませんけど・・・・
そのカンパニョーロはアバルトの下請けさんだったそうです。
アバルトが設計してカンパニョーロが作る。
ホイール1つとってもアバルト カンパニョーロの浮き文字が入ってます。
クルマもパーツも美術品です!走る芸術品です!
TO BE CONTINUED !
Posted at 2012/04/09 12:55:51 | |
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