3月14日から3日間。また被災地に行ってきました。
震災からちょうど1年(まだ1年?)という節目に行けたのはなんか複雑な
感じですね。正直、震災が無ければ東北へ行くことはあっただろうか?と
考えると関西や西日本の人は元々馴染みが無い地方なので1年もすれば
復興してるだろうと安易に考えてしまいますね。でも現実を見るとまだまだ
ボランティアや義援金、その他東北の為に出来ることは少しでも何かしないと
いけませんね。
今回は石巻市の隣の東松島市というところでの作業でした。
プレハブ小屋の中身出しと小屋の解体。コンクリートの基礎まで全部。
なかなかのハードワークでした。
東松島市も石巻市についで人的被害が大きかったところらしいです。
立ち入り禁止区域なんかはまだ家の中の家財道具が倒れたままの
家屋があちこちにあったりして住民も帰ってこれない(住んではいけない)
らしいです。その地区はいまだに数百人の方が行方不明らしいです。
陸に打ち上げられた船なんかもまだまだ手付かずみたいです。そもそもどうやって
海に戻すかも決まらないらしいです。
宿営地の仙台市周辺はコンビニ、ファミレス、スーパー銭湯、、ゲーセンなんでも
揃ってますが交通のアクセスが悪い地域は復興がまだまだ遅れがちみたいです。
自分は15の時に阪神淡路大震災を尼崎市で経験しましたが2~3年後には
普通に元町の高架下とかに買い物に行ってましたからね。阪神電車からは
あちこちの家の屋根がブルーシートで覆ってあったのを覚えています。
僕らはボランティアといっても3食食べれて風呂も寝るところも十分にあるので
作業と行き帰りの運転に集中できますが最初の方に被災地入りした人の話しを
聞くと僕なんかが簡単に「疲れた」なんて言えない状況ですね。道路はガタガタで
大渋滞でさらに余震も相当な大きさのが頻繁に起きてたらしいです。
まぁとりあえず復興の為に出来ることは東日本西日本関係なくちょっとのこと
でも頑張ってやろうって思いました。
Posted at 2012/03/21 23:52:22 | |
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