さて、試乗車として 用意して下さったのは スタンダードな エリーゼ220スポーツ
ブラックパックです。
綺麗な水色^^ OPで 17万高です。 でもメタリックなんですよ~ ソリッドなら 惹かれたのですが・・・。
エンジンの後ろに 小さなトランクがありますが、殆ど 使えません^^; 屋根を外して収納すれば パンパンです^^;
この屋根は 布製で クルクル丸めて外します。 S660と同じですが、エリーゼは 縦に 樹脂製の骨が二本あり、それも 外さねばならず 性能的には S660の方が上かもですね^^
ドアを開けると ぶっといサイドシルが あって それを跨ぐように 乗り込みます。
乗り込むというより 滑り込む感じ^^; シートの位置が 低いので 大変なんです。
シートに座ると サイドシルの高さは 腰より高い位置にありまして 降りる時は もっと大変です。 今までに乗ったクルマの中で 一番降りにくいクルマでした^^;
カウンタックよりもです^^ 最初は 担当さんに 支えて頂いたくらい。
二回目で 学びましたね。 シートをいっぱいまで 下げてから サイドシルに座りなおしてから 脚を引き抜く方法が 一番スマートに降りれます。 屋根を外していれば もっと楽に降りれるのですがね。
シートは 薄いフルバケですが 硬さを感じるような 不出来なモノではなく 以外に快適です。 それは 望外な 柔らかい 当たりの乗り心地も 関係してるのですが。
ノンアシストの 小径ステアリングは 剛性も高く 適度な重さが 走りの安定感を 高めてくれてるようですね。
クラッチは 重いですね^^; なめてました。 しかも ストロークが異常に短い!
どこで繋がるねん!と思ったら すげぇ手前で・・・・^^ スーチャーの大トルクも相まって メッチャ 走りやすい! 乗りやすい! 拍子抜けするくらいです。
シフトは ストロークが短くて 超クイックですが 節度には 欠けるようです。
コクコクというより、ガチャガチャという感じですな。
しかも 横方向も短いので Gがかかってる状況下でのシフトチェンジでは ミスをしやすいと思います。 まぁ 慣れれば 問題なしですが、 もう少し フィーリングは良くしてもらいたいです。
でもこのクルマ、走り出した 途端に 頭に浮かぶのが、S660に似てるということ。
サイズは違いますが 乗った感じは 凄くよく似てる。 曲がる感じも 背中の振動も ボディーの揺れ具合も。
加速や 速さは もちろん エリーゼの方が いいですけどね^^
でも 加速感は JCWと 殆ど変わりません。 800キロの車重に 220馬力ですから 500キロも重いJCWよりは 100km/s加速 0.5秒は速いと思います。
多分 5秒後半でしょう。 それでも 6.5秒のJCWと同様に感じるのは 駆動方式の違いもありますが、 何よりも エンジンの違いだと感じました。
エリーゼのトヨタ製SCエンジンは 低速トルクは凄いですが、噴け上がりが 緩慢で怠い^^; JCWも褒められたものではありませんが、 ターボですので 盛り上がりがドラマチック^^ スポーツカーに 乗用車のエンジン積んでしまったね~て感じがしました。
ボディーパネルがFRPなんで ビビりが 多少でますが、 しっかりとした アルミ製バスタブシャシーが 走りをシッカリ支えてますので 全く気になりません。
パワーウインドウだしエアコンも オーディオも付いてるし、普通に乗れるよね~って 思ってたら! ブレーキが 効かねぇ^^;
効かないというか、 奥で効く感じ。 初期の 踏みはじめが スカスカ^^;
多分 サーキット用のセットなんでしょう、 素早い操作でも 間違いが起きないようにしてるのでしょう。それにしても これには 慣れませんでしたね^^;
バランスはいいのですが、一般道では 使いにくいブレーキです。 やはりブレーキは効きも フィーリングも ポルシェが 一番!ということで^^
ロータスは 今だにバックヤードビルドから 抜け出せてないように感じます。
ハンドブレーキは ガタガタするし、 スイッチ類も 安っぽい。
緩いブレーキは 兎も角、 古典的な走りと 操縦感覚を支え、付随すべき 高級感に欠けるということです。 800万円の価値は 見いだせませんでした。
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2019/01/19 01:31:04