一流の 職人さんの 後姿は 独特のオーラが 漂っていて 観ていると 引き込まれてしまいそうに なります^^
私も 職人の 端くれではありますが、 自分が 担当していた お客様が 私の何処を 観ていてくれたのかは 解りませんが 同じ道を 目指してくれる事は 嬉しくもあり 恥ずかしくもあり ある種の不安も 感じます。
その彼が 11月から イギリスへ 留学するそうで 自分なりの 外国における 勉強の ポイントを 先輩としてではなく 師として 伝授しておきました。
最初は 言葉も まま成らないので 先生の技術を 見て 勉強することに なるのですが、 自分の技術レベルが 低いので 先生のレベルには ついていけません;
ようするに 見ても チンぷんカンプン^^;
まずは 手元は 見ないこと・・・・・ 足元、立位置を含めた 全体。 後ろ姿を 見る。
経験を積んだ 上手な 職人の独特なものを 感じて欲しいです。
そして 最終的な 仕上げ方、 仕上がりの スタイルを フォルム、 ウエイトバランス、ディテールに至って 詳細に 観察して 感じたままに スケッチすること。
写真は 駄目です; 折角 生で 観れるわけですから 自分の目と 頭脳を 信じて
言葉と 画で ノートに 感触を 書き留めるのです。
それが 彼にとって バイブルとなるのは 間違いないと 思います。
正直いって 技術的観点からでは 日本が 世界一だと 自負しております。
ではどうして 留学するのか?
ファッション先進国には 独自の 文化背景があり 宗教感を 含めた 日常生活から そのスタイルの 成り立ち、美意識を 感じて貰いたいからです。
簡単に言うと 見るな! 感じろ!てことですね。 H と一緒やな^^
英国は 日本と よく似た 騎士道や ジョンブル魂など 類似点の 多い 国であります。
古き良きモノを 大事にするてんも 似かよっては おりますが、 新旧が 混在しているのも 事実。 少し 煩雑な 感も否めません。
ところが 海峡を 隔てた フランスは そうではないのです。
「女の一生」で 有名な モーパッサンは 単なる記念碑にすぎない エッフェル塔が 大嫌いだったそうです。
景観を 損ねるという理由で 20年後には 取り壊す予定で 建てられたそうです。
その モーパッサンが 頻繁に そのエッフェル塔にある 食堂に 足を運んでいたそうで^^、 どうして 嫌いな処に 行くのかと 訊ねたら・・・・
「塔が 見えない場所は 此処しかないからだよ!」 だそうで・・・・^^;
フランス人 独特の皮肉タップリの エスプリ?なんですかね^^
私は フランスの感性が 大好きです。
今だに 道路は 石畳のままで 大通りも 景観を 損ねるという理由で 車線すらありません。 ですから 新旧が 溶け込んでいるのです。
簡単に言えば 新と古が 混在するのではなく 融合しているのですね。 パリは 素晴らしい 街です。
出来れば 彼には ロンドンではなく パリに 行ってもらいたかったです。
私は F-56の 運転が 楽しくなってます^^ 乗れば 見えませんから^^;
ショールームや 駐車場でみる F-56は 不細工ですが 走る姿は 俄然 格好良く見えますよ。 特に BRカラーの 黒天は!。 やたら スポーティーです^^
これからも エスプリちっくな 感想を 書かせて いただきたいと 思っております
^^
Posted at 2014/10/26 01:11:34 | |
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