皆さん、痛チャリというとどんなのを思い浮かべるでしょうか?。
自分は
・それディスクホイールのデザインじゃん、なロードバイクな痛車(MTBも折りたたみもたいていディスクホイール・カバー)
例:こんなの

(ココで誤解のないよう、アルルは悪くありません)
・デコチャリ崩れなママチャリ、もしくはデコチャリな痛車
ってのを思い浮かべます、ってか大半はそれです。
(いあ、一台だけ零戦風のロードバイクを見たことが有ります。良いものでした)
否定する気はありません、ただ自分の感覚ではそれを活かすことが出来ない負け惜しみです。
では、本題。
紹介するのは「コンセプト痛車」
という提案?です。
自分の感覚では車にせよ、(モーター)バイクにせよ自転車にせよ、主役ではありません。
たしかに、モータースポーツの感覚でいけば車体でなんぼですが、痛車です。
よく陥るのは「この痛車って貼らない方がカッコイイじゃん」です。
そう陥らないためにコンセプトは大事なんですよ。
ということでこれまで作ってきた痛チャリ紹介と解説をします。
ケース1:マリオがカートじゃなくて自転車レースに参加してたら
ここで言う自転車レースはマリオカートを意識しているのでロードレースと言うより。どちらかと言うとシクロクロス。
NASCARの様な公平性と低価格化ということでママチャリ、アメリカンな雰囲気を出すのにチョップドカスタムというところがミソです。
これだけだとタダのMの描いた自転車なので

マリオカート風のレースで優勝した記録とその時シャンパンファイトした瓶をおいています。(ちなみに、ルイージを出すときは全て準優勝にするところまでは考えてます)
ただ飾っているだけではそれでもMの自転車です、そう必要なのは”人”なのです。
そんな乗っても楽しいママチャリが出来上がりました。
(もっとも、カスタムするきっかけをくれた事に感謝しています)
ここでママチャリカスタムのカスタムとは何か、よく教えられたのは「マイナスの作業」つまり削る行為である。
そして反対はプラスの作業、それはドレスアップ、つまるところ盛る行為である。
なんで痛車がどうのこうの言われるかというのはこの相反する両者が入り混じっている故なのだ。
ケース2:薔薇乙女達の優雅な御茶会

ことの始まりは、先のマリオ痛チャリで賞をとったときに一部の方々が盛り上がってた。
ちょうど自分もスポーツバイクが欲しかったところだったし、手を出すことにしました。
色々考えた結果、最新のファンシーなカスタムではなく、逆の「クラシックカスタム」にしようと決めました。
ただ、ココで問題は「どうすればクラシカルな雰囲気をだせるか」
そこで自転車の歴史をしらべたりして、ピストでも雰囲気はだせる(昔はディレイラーはなかったもんねと言い訳)
和風ではなく欧風にしよう=ユーロカスタム・色をBMWと同じ色合い、カスタムでありそうな色合い。
優雅なものは何かと調べたりしました(最終的に自分の中で優雅な物=トワイライトエクスプレスになりました)
そこで出てきたのがローゼンメイデンでした。自分は蒼い子が好きだったのでそこからは楽でした。
そんな「蒼い子が乗ってきても違和感の無い自転車」を作りました。
そもそも、ローゼンメイデンには自転車は出てきません。

壁は多かったです、当初カラーパーツで纏めたは良かったがフレームの色変えだけだとパンチが弱い(痛いと認識できない)、リムにそれっぽくしてもまだ足りない(でもこれ以上、ましてやディスクホイールにするとただ痛々しくなる)
んで絵画の額縁からヒントを得てフレームにアクセントを加えて気品ある自転車が出来たかと思います。

御茶会の横に自転車も人も際立つ。自転車一つでも、薔薇乙女達だけでも良いけど二つ合わさっても違和感のない作りができたんじゃないかなと思います。
とりあえず、前編ということで2台紹介しました。
続きはいつか気が向いたら、内容は
・ママチャリの改造を突き詰めた「ストリートファイトカスタムママチャリ」
・ほぼオマケ:神(MZD)の戯れな「ファニートラックバイク風ママチャリ」
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2017/02/07 23:20:52