アルテオンRから分かるシステム

アルテオン Rには、新しいRパフォーマンス・トルクベクタリング・システムが搭載される。この技術はレースカーのシステムから発想を得たと言われている。

フォルクスワーゲンによると、モーターの全出力を「ミリ秒以内」に、前後の車軸または4つのホイールのいずれかに送り出すことができるという。

なお、そのトルク配分は、ステアリング・アングル、加速度入力、横加速度、ヨーレート、速度によって決定される。

このRパフォーマンス・トルクベクタリング・システムが第6世代へのハルデックスカップリングの進化によるものであることは間違いない。それに伴い回転時に内側のタイヤにブレーキをかけてコーナリングするシステムは廃止されたに違いない。

そして間違いなくこのトルクベクタリングシステムはゴルフ8Rにも搭載される。
ゴルフ8Rのニュルでのテストも最終段階に入っているらしいので、７月にもまたオンラインで発表があるかも知れない。