やりきれない気持ち

仕事の同僚が癌の宣告を受け長期の療養に入った
激やせで会議の度にやせ細り本人は「無呼吸症候群を直すためにダイエットしてる」と
繰り返していたが先日検査の結果、癌の診断を受けた
ステージがいくつなのか、回復の見込みがあるのか　全く不明である
仕事の上では私と同じ開発の業務をやっていて彼が４施設　私が４施設立ち上げ
ライバルと言えばそうかもしれず理解者と言えばそうなのかもしれない
現在整備進行中の施設が大規模特養（伊東市　秦野市）広域型老健（小山町）小規模ユニット老健（沼津市）であり２７年春までにはすべて完成する予定である　彼が担当していたのをあわせて４施設の立ち上げを控えていた矢先である
関係各所に事情を話し私が引き継ぐ事を伝え今日までに彼の仕事の進行状況の把握を行った
さあ　これからである　彼には病気と思う存分戦ってもらい私は仕事と格闘する事になる

望むところである　上司は仕事の一極集中を避け分散させて行きたいようだが自分で買って出た
がむしゃらにやり抜いて彼の復帰を待ちたいと思う
自分がこんな時に自分の仕事だけこなしていくのでは彼に申し訳ない
気はあわなかったが身を粉にして働いてきた立派な仲間である
我慢を重ねて会社に貢献してきてこのタイミングでリタイヤではやりきれない

自分ががむしゃらにやる事で彼が復帰できるようになるような気がしてならない
思い上がりであろうか